シーメンス・ジャパンブースでは、移動型デジタルX線撮影装置「Mobilett Mira」のワイヤードFDタイプが展示された。
軽量コンパクトで使いやすく、安全性と清潔性もクリアした設計となっており、ルーチン検査から小児科、整形外科領域、ICU、手術室や新生児室までカバーする。これまで、事前に必要だったフィルムの準備も一切不要であり、追加オーダーが出た場合においてもフィルムを取りに戻る必要がない。撮影後の画像は、17インチ高精細モニタを用いてベッドサイドですぐに確認ができ、DICOM Send機能により瞬時に画像サーバーへと送信することが可能。救急での診断が必要な場合や、万一再撮が必要な場合の瞬時な対応につながる。
バッテリーの使用が不要なため、ワイヤレスタイプに比べ省エネ仕様のためランニングコストに優れており、緊急時や災害時などにおいて活躍が期待できる。