富士フイルムホールディングス、創立80周年を迎え、新たなソリューション提案拠点「Open Innovation Hub」を開設

2014.01.24
古森重隆 氏
中嶋成博 氏
Open Innnovation Hub
テープカットの様子
 富士フイルムホールディングス(株)は、創立80周年を迎え、ビジネスパートナー向けの新たなソリューション提案拠点「Open Innovation Hub」を開設することを発表した。同拠点は富士フイルムの持っているあらゆる資源を最大限活用し、真の顧客ニーズを捉えた製品・サービスを次々と創出することで、新たな価値を社会に提供し続けることを目的に設置された。同拠点オープニングセレモニーが1月20日、本社(東京都港区)で行われた。

 まず、古森重隆氏(同社代表取締役会長・CEO)より、創立80周年に際しての挨拶が行われた。黎明期からの同社のイノベーションの歴史について触れたあと、現在を「第2の創業」と語る同氏。「重点事業分野への経営資源の集中、革新的な価値の創造に尽力していく」と述べた。また、新たなコーポレートスローガンとして、「Value from Innovation」を策定。その第1手として、「Open Innovation Hub」が本社のある東京ミッドタウンに開設されることが発表された。
 次いで、中嶋成博氏(同社代表取締役社長・COO)より、「Open Innovation Hub」の詳細が説明された。「写真感光材料を支える高機能材料技術をはじめ、同社の持つコア技術をリンクさせ、新たな価値を提供する製品・サービスの創出を目指す」とした。

 また、同社では創立80周年にあわせ、1月から2月にかけて、直営写真店や新型の印刷技術ショールームのオープン、プレミアムカメラの発売等を予定しているという。

 発表後、施設開設を記念して、テープカットが行われ、セレモニーは終了した。