バルコ、ベッドサイドの世界を一変させる!?
ベッドサイドターミナルST-185Jを発売!
現在では入院患者1人に1台のテレビが配備されているのは当たり前となった。しかし、マークプート氏(バルコ(株)代表取締社長)は「テレビだけでは何も情報が与えられていないのも同然であり、電話、ソーシャルメディア、トレーニング、教育を入院中にも届ける必要がある」と語った。確かに、テレビだけでは一日に得られる情報は少なく、長期入院患者はストレスをため込む傾向にあった。さらに、既存のテレビでは病院からの情報を伝える事ができず、多忙な病院スタッフと患者の間で意思疎通が難しい問題もあり、業務に支障をもたらす可能性もある。これらの問題を一気に解決できるのが、同社が今回発表した、ベッドサイド情報端末ST-185Jである。
ベッドサイド情報端末ST-185Jの特長
ベッドサイド情報端末である同製品は高品位な最新の18.5インチLCDパネルを搭載しており、明るく高精細な画像表示が可能。PCの(Windows8)としても使え、療養中のプライベートを充実させるべくテレビ、インターネット、それにショッピングなど、エンターテイメントを提供する事ができる。見舞客のために帰りのバスの時刻表や、周辺の地図も病院スタッフに尋ねる事無く同製品で検索する事ができるので患者のストレスを低減する事に繋がり、顧客満足度の向上になる。さらに、電子カルテや入院情報などの診療・治療情報を閲覧する事ができ、不安を解消。また、食事情報やスタッフの情報といった介護ケアにも対応しており、疑問点や不安点なども時間を問わずに病院へ問い合わせる事ができる。
美しさと安全を両立したデザイン
本体は2ピース構造であり、薄型軽量ヨーロピアンデザインを採用している。本体が小型なので、広い病室をとれない日本の病院でも場所をとらず設置する事が可能。操作性にも配慮があり、テレビを見る際はリモコンで操作し、アプリケーションはタッチパネルで簡単に操作する事ができる。また、衛生管理や安全面にも配慮されており、本体は抗菌プラスティックを使用しており、ほこりを吐き出すファンは内蔵されていない。
海外での実績は5万台以上
同社の製品は、すでにベッドサイド情報端末が普及している米国やヨーロッパの病院では高く評価されている。同社の製品は高いデザイン性と信頼性を持ち合わせており、業務効率の向上と収入元増加による高い投資効果が期待できる。海外の病院では顧客満足度は病院の信頼や収入に大きく反映されるためベッドサイド情報端末の需要は拡大している。
アルファテック・ソリューションズと販売パートナーシップ提携
ST-185Jはユーザの用途に見合ったコンテンツを制作していく必要があり、バルコは同製品を販売するにあたり、医療連携IT技術ならびに長期的サポートすでに数施設での導入を達成しているアルファテック・ソリューションズとの販売パートナーシップを結んでいる。
SPEC
ディスプレイ寸法:464×290×42(W×H×D(mm))
重量:3.75kg
CPU:Intel Atom Processor D2550 Dual Core@1.86GHz
価格:オープン価格