御手洗冨士夫氏
瀧口登志夫氏
12月19日(月)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)にて、キヤノン(株)(以下、キヤノン)より東芝メディカルシステムズ(株)(以下、東芝メディカル)の株式取得(子会社化)に関する記者会見が行われた。
キヤノンは、3月17日に(株)東芝と株式等譲渡契約を締結。今回、競争法規制当局のクリアランス取得が完了し、東芝メディカルの株式を取得。同12月19日に開催された取締役会で東芝メディカルを子会社することを決議した。
御手洗冨士夫氏(キヤノン(株)代表取締役会長CEO)は、東芝メディカルの子会社化についての経緯、今後の展望などを語った。キヤノンは、カメラやレーザプリンタなどの領域において高いシェアを占めているが、同領域においては成熟化が進んでおり、売り上げは伸び悩んでいるという。このような状況下にて「ネットワークカメラ」と「ヘルスケア」の2分野をキヤノングループに取り入れ、今後のさらなる発展へとつなげていく。ヘルスケアにおいては、キヤノンとも重複する部分が少ない東芝メディカルを子会社化することで「新分野への進出の加速」「生産技術の共有によるさらなる品質向上」「開発力強化による事業領域の拡大」といった効果が期待され、キヤノンの成長の軸足となる。「新規事業のスタートといっても過言ではない」と同氏は述べた。
続いて、瀧口登志夫氏(東芝メディカルシステムズ(株)代表取締役社長)より挨拶があった。時代を貫いてきた東芝メディカルの理念「Made for Life」は、より少ない被ばくで、さらに効率のよい画像診断を実現し、よりよい診断へつなげ患者へ貢献することを目的としている。この理念は今後も変わらずに持ち続けたいとし、キヤノングループと一体化することで、より一層の発展を目指し、キヤノングループへの貢献もしていきたいと説明した。
キヤノンは、3月17日に(株)東芝と株式等譲渡契約を締結。今回、競争法規制当局のクリアランス取得が完了し、東芝メディカルの株式を取得。同12月19日に開催された取締役会で東芝メディカルを子会社することを決議した。
御手洗冨士夫氏(キヤノン(株)代表取締役会長CEO)は、東芝メディカルの子会社化についての経緯、今後の展望などを語った。キヤノンは、カメラやレーザプリンタなどの領域において高いシェアを占めているが、同領域においては成熟化が進んでおり、売り上げは伸び悩んでいるという。このような状況下にて「ネットワークカメラ」と「ヘルスケア」の2分野をキヤノングループに取り入れ、今後のさらなる発展へとつなげていく。ヘルスケアにおいては、キヤノンとも重複する部分が少ない東芝メディカルを子会社化することで「新分野への進出の加速」「生産技術の共有によるさらなる品質向上」「開発力強化による事業領域の拡大」といった効果が期待され、キヤノンの成長の軸足となる。「新規事業のスタートといっても過言ではない」と同氏は述べた。
続いて、瀧口登志夫氏(東芝メディカルシステムズ(株)代表取締役社長)より挨拶があった。時代を貫いてきた東芝メディカルの理念「Made for Life」は、より少ない被ばくで、さらに効率のよい画像診断を実現し、よりよい診断へつなげ患者へ貢献することを目的としている。この理念は今後も変わらずに持ち続けたいとし、キヤノングループと一体化することで、より一層の発展を目指し、キヤノングループへの貢献もしていきたいと説明した。
御手洗氏と瀧口氏