富士フイルム株式会社の移動型X線透視撮影装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS」が、2021年度グッドデザイン賞において、過去最多となった審査対象5,835件の中から特に優れたデザインに送られる金賞(経済産業大臣賞)を受賞。5件まで絞られたファイナリスト(大賞候補)として、11月2日に行われた記者発表会には同社デザインマネージャーの小倉良介氏が参加した。
同製品はX線検出部に動画生成機能を備えたデジタルX線画像診断装置「CALNEO Flow」を搭載し、動画・静止画の両撮影を可能にする。機動性に優れた小型軽量の筐体、部位に応じた受像サイズ選択、管球部回転機構により、術中透視から術後静止画撮影まで装置を入れ替える必要のない新たなワークフローを提供する。
限られたスペースでの取り回し、感染防止管理のしやすさ等が期待されている。