富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川原 芳博)は、シリーズ最大クラス21.3インチの縦型タッチスクリーンをモニタとして搭載し、高画質画像と針先の位置の視認性を高めるAuto Steep Needle Profiling機能(オプション)でより安全な穿刺手技をサポートするFUJIFILM Sonosite, Inc.の超音波画像診断装置「Sonosite ST(ソノサイト エスティ―)」を、1月16日より発売した。
患者の身体的負担が少ない低侵襲の検査として注目されている超音波検査は、近年、病院の検査室に加え、麻酔科、整形外科での穿刺等の処置や、救急室や集中治療室などでの重篤度の判定でも広く活用されている。これらの現場で使われる超音波装置には、高画質画像を描出できることはもちろん、操作がシンプルで使いやすいことや、可搬性・機動力の高さが求められている。
今回発売する「Sonosite ST」は、画像処理技術「Clear Visualization」により、ノイズをおさえて、コントラストを効果的に強調し、組織の境界や小さな構造物も明瞭に描出された画像を提供する。また、Sonositeシリーズで最大クラスの21.3インチの縦型タッチスクリーンを搭載しており、大きな画像表示領域で関心領域を確認できる。さらに、末梢神経ブロックやCV穿刺など、超音波ガイド下穿刺の際に針先の位置の視認性を高めるAuto Steep Needle Profiling機能(オプション)で、より安全な穿刺手技をサポートする。
「Sonosite ST」専用スタンドは、高さを簡単な操作で調整できるため、スペースが限られた手術室やベッドサイドなどでも、モニタを術者に対して最適な位置に設置できる。また、モニタは全面タッチパネルで、深度、明るさ、計測範囲などの調整を、モニタ上で操作することができる。さらに、全面フルフラットなモニタは清掃がしやすく、カバーの上から手袋を装着したままでも操作が可能で、接触感染のリスク低減にも寄与する。
富士フイルムは、医療現場のニーズに応える製品を提供することで、医療の質の向上と人々の健康の維持増進に貢献していく。
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