東芝メディカルシステムズ、患者被ばく低減に貢献するAIDR 3D搭載CTソフトウェア 無償バージョンアップ開始

2011.11.24
東芝メディカルシステムズ(株)(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、CT撮影時のさらなる線量低減を可能とする画像再構成技術AIDR 3D(エイダースリーディー :Adaptive Iterative Dose Reduction 3D )を搭載したソフトウェアVer. 4.74/4.75へのバージョンアップを順次開始した。
AIDR 3Dは、最大75%の線量低減が可能な最新かつ独創的な画像再構成アルゴリズムである。これにより、低線量域においても良好なノイズ抑制効果を発揮し、高い画質の担保が可能となる。従来の画像と比較して質感の変化が少なく、必要最小限の被ばくで最大限の画質、臨床情報を提供することができる。さらに、画像再構成に要する時間も従来とほとんど変わらないため、日常のCT検査スループットを阻害することなく使用することができる。また、撮影部位を選ばず、すべてのCT検査にAIDR 3Dによる低線量撮影が可能となる。
患者や医療従事者の被ばくに関する意識が高まっている今般、より低線量での検査を実現したいとの要望にいち早く応えるため、同ソフトウェアVer.4.74/4.75については、据付済みの対象装置(注1)に無償でバージョンアップを順次行うという。

(注1) ソフトウェアVer.4.74/4.75無償バージョンアップ対象機種
Aquilion ONETM、AquilionTM Premium edition、Aquilion PRIME、Aquilion CXL edition また、2007年以降の64列CT、その他一部システムについては有償にてバージョンアップ可能となる。

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