キヤノンメディカルシステムズ、医用画像解析ワークステーション用プログラム「Abierto Vision」を販売開始 ~多様化する画像診断の現場における3D 画像活用の最適化・効率化をサポート~

2024.10.31

 キヤノンメディカルシステムズ株式会社は、画像診断の現場における医療従事者の業務効率化や迅速な診断をサポートする、医用画像解析ワークステーション用プログラム「Abierto Vision(アビエルト ビジョン)」を2024 年11 月5 日より販売を開始する。

「Abierto Vision」は、CT やMRI、核医学検査などの画像から、診断に有用な情報の表示・再構築・解析などが行えるヘルスケアIT ソリューションである。AI を活用した自動化技術や、直感的な操作性を実現するGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を採用することで快適な画像解析ワークフローを実現する。
 医療現場には、医療費の増大、患者数の増加、医療従事者の負荷増大など、さまざまな課題が山積しており、限られた医療機関のリソースを活用すべく、さらなる業務の効率化が求められている。
 キヤノンメディカルシステムズは、撮影から解析までシームレスなワークフローを提供し、業務の効率化や迅速な診断をサポートすることで、医療現場における働き方改革への貢献を目指す。

新製品の主な特長

(1) AI を活用した自動化技術により3D 画像の解析ワークフローを簡略化
 従来は、手動またはセミオートで行っていた3D 画像における骨(頭頚部・体幹部・下肢)や脳動脈/脳静脈の分離抽出をワンクリックで可能にする「Auto Extract」や、冠動脈芯線を自動でトラッキングする「CT 細血管解析」といったAI を活用した自動化技術を搭載し、画像解析ワークフローの簡略化に貢献する。

(2) 先進的な解析アプリケーションに対応

 循環器、脳神経、オンコロジーなど幅広い領域における先進的な解析アプリケーションに対応し、診断から治療計画までを支援する豊富な機能で業務の効率化をサポートする。

(3) 直感的な操作性を実現

 従来の医用画像解析ワークステーションからGUI を一新し、最新のキヤノンメディカルシステムズ製CT と統一感のあるインターフェースを採用することで、撮影から画像解析までの一貫したユーザー体験を提供する。

お問い合わせ先

キヤノン株式会社 広報部 / キヤノンメディカルシステムズ株式会社 広報室
03-5732-8265