EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長 COO:恵比寿正樹氏)は、医療機器「画像診断用モニター」に7機種を追加し、4月1日に発売する。価格はオープン価格。

2024年7月、厚生労働省は『GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ』を特定保守管理医療機器に指定した。これに対し同社は、2024年11月に発売した国内初の「画像診断用モニター」RadiForce RX370DDを皮切りに、医療機器「画像診断用モニター」の製品化を迅速に進めてきた。今回新たに7機種を追加することで、画像診断用モニターのラインナップは合計9機種となり、1メガピクセルから12メガピクセルまでの幅広い解像度に対応した。

同社はMRIやCT、胸部単純X線写真、マンモグラフィ(乳房X線)など、さまざまな検査画像の読影や診断に適したモニターを医療現場に提供してきたが、さらに、非医療機器・医療機器の両方から、用途に合った最適なモニターをユーザーが選択できるようになった。
なお、これら画像診断用モニターは、4月11日(金)~13日(日)にパシフィコ横浜で開催される「2025国際医用画像総合展(ITEM 2025)」で初展示される。
1. 医療機器「画像診断用モニター」の主な特長
医用画像をDICOM®規格(GSDF)に基づいて再現
「特定保守管理医療機器」となる画像診断用モニターは、階調特性をDICOM規格(GSDF)にキャリブレーションする機能を持つものと定義されている。同社の画像診断用モニターは、工場で1台ずつ表示の測定を行い、すべてのモニターの階調をDICOM規格(GSDF) に準拠するよう調整の上で出荷する。さらに、システム起動後、素早く輝度を安定させる機能と、周囲の温度や経時による輝度変化を自動補正する機能を搭載。安定した輝度と階調で医用画像を表示する。
DICOM規格(GSDF)準拠の品質管理を実現
「特定保守管理医療機器」となる画像診断用モニターは、DICOM規格(GSDF)キャリブレーション機能により画像表示の一貫性を確保することと定義されている。当社の画像診断用モニターは、モニター品質管理ソフトウェアRadiCSを同梱。内蔵キャリブレーションセンサー(IFS: Integrated Front Sensor)と合わせて使用することで、DICOM規格(GSDF)準拠の定期的な品質維持管理を実現する。
2.医療関係者向け製品情報ページ
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EIZO株式会社 ヘルスケア営業部
TEL:03-5764-3403