テラリコン社の社長兼最高経営責任者であるのロバート・テイラー氏(Ph.D)は、以下のように述べた。
「iNtuition CLOUDは、ドラッグ&ドロップで簡単に操作出来る専用のアップローダーと共に2011年中期に発表されました。それ以後、本サービスは四半期ごとに急激な成長をみせ、現在全世界で2400人以上の医療従事者が登録しています。この急速な成長は、需要主導のイノベーションを牽引し、iNtuition CLOUDが持つ相互運用機能性を新たな一面へと導いています。」
DICOMルーター機能を有するAquariusGATEの機能強化は、自動的に暗号化や匿名化を行いながら、DIOCMデータを自動的にiNtuition CLOUDへと転送可能であることを意味している。iNtuition CLOUDでは、ウェブブラウザ上で高機能ツールを使うことができるため、クラウドサーバのDICOMデータをリアルタイムでインタラクティブに画像処理することができる。また処理結果はテラリコン社のReverse Upload technologyにより元のサイトや任意の送信先に転送することができる。各サイトに転送されたデータは院内に設置されたテラリコン社のサーバからPACSやHIS端末へと転送することができる。
また、iNtuition CLOUD Launcher technologyにより、PACSやRISまた音声認識システムに既存のテラリコン社インターフェースを引き継ぐことができる。このことにより、iNtuitionクライアントソフトウェアを各端末に新たにインストールすることなく、iNtuition CLOUDをウェブブラウザ上で容易に起動することができるようになる。ウェブブラウザでiNtuitionツールを使用できることで、各端末毎のソフトウェア更新などの作業がなくなりIT管理がより容易になる。
テイラー氏は、以下のようにも述べている。
「数々の新しい技術革新により、iNtuitionはこれ以上ないほどシンプルなクラウドベースのサービスになっています。先進的な画像処理をクラウドベースでより円滑に行うために、データセンターを世界の複数個所に設置してまいりました。しかしながら、その可能性を最大限に実現するためにはまだ時間を要すると考えております。」
iNtuition CLOUDのデータセンターは米国、欧州、アジアに設置され、過去18ヶ月の間、障害やダウンタイム等の事象を起こすことなく継続的に稼働している。また、プライベートクラウドにて運用を希望している施設に対しては、完全な自己完結型の技術を活用している。iNtuition CLOUDは無償評価版が公開されているため、その技術的な優位性を購入前に確認することができる。
テイラー氏はまた、以下のように述べている。
「AmazonやGoogle等の一般的なウェブサービスは、医療情報を扱う際には使用可否の判断を慎重に行う必要があります。なぜなら、アップロード先の不確実性、地理的な制約を課すことが非現実的、そしてプライバシー保護に関する適切な契約交渉をする難易性などに疑問が残るためです。おそらく、iNtuition CLOUDの役割は一般的なウェブサービスと同様に重要でありますが、当社はサードパーティーのウェブサービスに依存しないプライベートクラウドをお客様に提供することが重要だと考えています。」
iNtuition CLOUDには以下の様な優位点がある。
・費用対効果に優れた、画像データ共有
・研修プログラムと遠隔地からでも可能な教育プログラム
・プライベートクラウドの導入に先立ち、無料評価版による確認が可能
・CDからの安全なデータ保存
・中小の医療施設やクリニックからでも手頃にアクセス
・研究やコンサルなど、遠隔間での協力
・院内に物理サーバを設置する代替案
現在、iNtuition CLOUDの無料版トライアル登録を以下URLにて受け付けている。
http://www.terarecon.co.jp/cloud.html
●お問い合わせ
テラリコン・インコーポレイテッド
TEL:03-6403-5050
FAX:03-6403-5055
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