クック・セールス・アカデミーは、第二新卒(24~30歳まで)の採用候補者を対象とした2ヶ月間に渡る採用兼トレーニングプログラムである。プログラムは、営業職を希望する候補者を対象に設計されており、同社の企業文化や医療機器に関するレクチャー、製品に関するトレーニング、先輩社員に同行する医療現場訪問などが組まれている。第1回のプログラムを経てこの春入社した社員はすでに営業現場の第一線で先輩社員とともに活動を始めている。同社のビジネスや日本の医療機器市場が成長を続けるなかで、このプログラムは優秀な人材獲得に向けての新たなアプローチであり、医療機器業界に限らず全ての業界の課題に応える新たな試みであると考えているという。
同社取締役 矢込和彦氏は今回の受賞について次のように述べている。「弊社の新たなチャレンジを、人事の専門家の方々に評価いただき大変喜ばしく思っております。より多くの優秀な人材にクックジャパンの魅力を感じていただくこと、そしてそのような人材を開発することが、成長を続ける当社の最優先課題です。患者様が医療機器業界の核であるように、社員は当社の心臓部といえます。必要な人材の雇用に向けて積極的な取り組みを行い、専門知識を開発する機会を提供することで、『第一に患者様のために』という企業理念の実現を目指します。今後も当社のあらゆる部門において人事施術に注力していきたいと考えています」
クックメディカル・アジア パシフィックのビジネス責任者バリー・トーマスは次のように述べている。「世界の医療機器業界のなかで日本市場は重要であり、そのなかでクックジャパンは今年39%の成長を見込んでいます。この新しい採用の取り組みを始めるのに日本はベストな環境でした。日本でのクック・セールス・アカデミーからの学びと教訓を活かし、今後は中国を皮切りに他のアジア・パシフィック地域全体への展開を検討しています。
●「第1回 日本チャレンジ大賞」
http://www.hrpro.co.jp/challenge.php
目的:経営層や人事部門等が人材領域で積極的にチャレンジする企業を表彰することで、日本社会の活性化を促す。
審査:日本国内で企業活動を行っている企業・団体において採用、人材育成、キャリア開発、人事制度、労務管理など人材領域において過去3年以内に開始された新しい取り組みを募集。革新性、従業員利益、経営貢献、戦略性、社会的影響力の観点から評価。ただし、直近の成果ではなくチャレンジの度合いをより重視。
応募数:76件
賞の種類:1.大賞、2.奨励賞、3.特別賞、4.イノベーション賞
審査委員:法政大学大学院政策創造研究科教授 諏訪康雄氏(委員長)、
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究准教授 伊藤健二氏
東洋経済HRオンライン編集長 田宮寛之氏
HR総合調査研究所所長(HRプロ代表取締役)寺澤康介氏
主催:日本HRチャレンジ大賞実行委員会
後援:東洋経済新報社、ビジネスパブリッシング(月刊人事マネジメント)、HR総合調査研究所(HRプロ)
受賞式:6月12日(火)に都内にて執り行われ、顕彰状と盾が贈呈された。
●お問い合わせ
Cook Japan(クック ジャパン)(株)広報担当
フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)
TEL:03-6204-4330
URL:http://www.cookmedical.co.jp/