フィリップス、モバイル環境で医療画像や画像診断レポートを参照できるソフトウエア「Philips IDS7 LiteView(フィリップス・アイディーエスセブン・ライトビュー)」を発売
~時間と場所を選ばず、必要な時に必要な画像にアクセス可能で、患者中心の診療をサポート~
同製品は、病院内外を問わず必要な時に検査情報に簡単にアクセスすることを可能とする。例えば、病院内では、ベッドサイドでの診察のサポートや、病状の説明補助に活用することができる。診療科医が時間や場所にとらわれずデータに基づくディスカッションをすることも可能である。また、画像診断医に診断結果を確認する際にキー画像を簡単に示すこともできる。電子カルテがモバイル環境に対応していれば、診療録との連携も可能である。病院外では、救急時の主治医や専門医によるサポートや、外部の専門医へのコンサルティング依頼などを可能にする。さらには、検査依頼元へ検査情報をフィードバックするときに医療画像や画像診断レポートをCD/DVD 等にコピーして提供する必要がなくなるため、媒体費、作業費のコスト削減や、搬送中の紛失・事故を防ぐことができる。
「Philips IDS7 LiteView」は基本ソフト(OS)とWEB 環境がマルチ対応型のため、アップル社のiOS(アイオーエス)*1、グーグル社のAndroid(アンドロイド)*2、いずれにも対応可能である*3。使用するための専用アプリケーションソフトウエアのダウンロードは不要である。クラウド対応型ですが外部ネットワークで提供される速度の影響はほとんどない。また3G/4G 電話回線でも使用が可能である。
「IDS7 PACS」Ver14.3 を使用していればサーバ追加が不要なため、「Philips IDS7 LiteView」をインストールするだけで使用できる。Ver14.3 以前のバージョンを使用している場合はアップグレードが必要となる。他社製のPACS を使用している場合は、その環境と構成によってハードウエアとソフトウエアが必要になる。
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長 ダニー・リスバーグは、「『Philips IDS7 LiteView』は、フィリップスが提唱する放射線科学の新時代を切り開くコンセプト『Imaging 2.0(イメージング・ツー・ドット・オー)』*4 を正に体現した製品です。『Philips IDS7LiteView』により、フィリップスは患者様中心の迅速な診療をサポートし、コスト削減による経済的な価値をお客様に提供していきたいと思います」と述べている。
●主な特長
患者中心の診療をサポート
・場所を選ばず、どこからでも医療画像と画像診断レポートの参照が可能
・ベッドサイドでの診療をサポート
・病病連携、病診連携が可能
・異なる診療科間での画像を通じた検討が容易
経済的価値の向上
・デスクトップに代わりモバイル機器を使用することでコスト削減を実現
・医療画像や画像診断レポートのCD/DVD 等へのコピーが不要(媒体費、作業費削減)
設置・操作が容易
・特別なネットワークや高速LAN 設備が不要
・使用するための専用アプリケーションソフトウエアのダウンロードが不要
・高いセキュリティレベル
・特別なトレーニング不要で直ぐに使用可能
*1 iOSの商標は、Ciscoの米国およびその他の国のライセンスに基づき使用されている。
*2 Android はGoogle Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標である。
*3 他のOSへの対応については、同社お客様相談室 (TEL: 0120-556-494)まで。
*4 Imaging 2.0」とは放射線科学分野でのフィリップスの新しい時代を築くコンセプトで「Clinical Collaboration & Integration(臨床面での協調・融合)」「Patient Focus(患者中心)」「Improved Economic Value(経済的価値の向上)」の3つのピラーに基づいている。
●お問い合わせ
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ヘルスケア事業部 お客様窓口
TEL:0120-556-494
URL:http://www.philips.co.jp