~新たなワークフロー機能により、グローバルなコラボレーションとコンプライアンス強化を促進~
●主な特長
・大規模かつ複雑なデータを一元的かつセキュアに利用
・プロセスを合理化し、複雑なプロジェクトにおける多様な解析を実現
・臨床研究者による早期の状況把握と迅速な意思決定
・開発サイクルの短縮による、コスト削減と製品の市場投入までの期間短縮
同製品は、第一三共、アステラス製薬、シャイアー社をはじめとする40社以上の顧客企業に採用されている。最新版では、プロジェクトの監視機能を高める統合ワークフローや、自動プロセス・オーケストレーション機能が組み込まれ、さらに熟練したユーザを対象に強力なプログラミング環境も導入されている。
IDC Health Insights社のリサーチ・ディレクター、Alan S. Louie氏は、「データから導かれた洞察を収集、解析、共有し、そこから迅速な行動を導き出す能力は、ライフサイエンス企業の差別化要因となっています。同製品がもたらす新たなイノベーションは、変化の著しいヘルスケア業界に対するSASの継続的な取り組みを反映するものであり、業界に対して大きな貢献を果たしてくれます」と述べている。
●新機能と特長
同製品により、統計プログラミングとデータ管理のリソースをより効果的に監視することができる。ユーザは、組織、プロジェクト、グループだけでなく、個人単位の活動も含め統合・管理するワークフローエンジン内に、プログラミング以外の臨床開発プロセスと、これに関連する標準的な動作手順を実装することもできる。
第一三共のインフォマティクス担当ディレクター、Bernd Doetzkies氏は、「SASを使用する主なメリットのひとつは、データの受信および保存と、ユーザーへのデータ公開プロセスが標準化されていることです。臨床データのリポジトリモデルに関する当社のビジョンは拡大してきています。同製品は、変化を続ける当社の情報システムにおいて、相互運用可能なプラットフォーム環境へのハブの役割を果たすと考えています」と述べている。
SASのヘルス&ライフサイエンス・グローバル・プラクティス担当ディレクターのマット・グロス(Matt Gross)は、「SAS Drug Developmentは多数のお客様に満足いただいており、その支援によってこの10年間、製品は進化を遂げてきました。ユーザー企業における需要の高まりに応える上で、ユーザーからの意見や業界のオピニオンリーダーから寄せられる情報は、製品を強化していく上で極めて有益です」と述べている。
●主なメリット
企業が臨床とビジネスの両面において正しい情報に基づいた意思決定を行い、解析および報告プロセスを合理化・最適化できるよう支援する。安全性と有効性をより効果的に評価しつつ、ビジネスパートナーや規制当局との連携や対応を向上させることができる。これにより、一度の治験だけでなく、複数の治験や治療から収集された臨床データの解析や報告も容易に行うことができる。
●お問い合わせ
SAS Institute Japan㈱
広報担当
TEL:03-6434-3700
URL:http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/