ボストン・サイエンティフィックジャパン、国内初の2.25mm径を含む薬剤溶出型ステント「プロマス エレメント プラス ステントシステム」を発売

2012.10.02

 ボストン・サイエンティフィックジャパン(株)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:内木祐介)は、プラチナ合金採用の薬剤溶出型ステント「プロマス エレメント プラス ステントシステム」を10月1日より発売することを発表した。
 「プロマス エレメント プラス ステントシステム」は、冠動脈疾患治療における冠動脈ステント留置術において通過性に優れた現行のプロマス エレメント ステントシステムの性能をさらに向上させたもので、日本でも国内初の2.25mm径をはじめ、長さも32mm、38mmのバリエーションを導入する。
 「プロマス エレメント プラス ステントシステム」は、自社開発したプラチナ合金製プラットフォームにエベロリムスを薬剤として塗布している。通過性をさらに向上させるため、バルーンカテーテルの薄さはそのままに、より柔軟な素材を追加した二重構造のバルーンカテーテル素材を採用している。柔軟性の高いエレメントプラットフォームはどんな血管にも馴染み、血管内でのステント破損(フラクチャー)のリスクをさらに低減することが期待される。海外での臨床試験(※1)では、長い冠動脈病変を有する患者さんにおいて、1年目の時点で、再血行再健率が極めて低く、心臓死、心筋梗塞またはステント血栓症の発生はまったくなかったことが実証された。
 同社は、ステント素材にプラチナ合金を採用することで視認性を向上させ、ステントに必要とされる強さと柔軟性の両方の特長を兼ね備えた性能を実現してきた。ステントの厚さは0.0032インチ(0.081mm)と現在市場に出ている製品の中で最も薄い水準を実現しつつ、密度の高いプラチナを金属材質に採用していることからX線下での視認性も向上している。そして、特徴的なステントデザインによって均一な病変部の被覆と薬剤送達が期待される。
 
※1:PLATINUM Long Lesion トライアル
 
 
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