フィリップス、診療科別の用途に合致した、他社PACS にも接続可能な 新しいコンセプトのワークステーション「IDS7 SWS」の販売を開始

2011.04.07

(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は4月より、新しいコンセプトによる診療科ごとの用途に応じた新開発Sectra Imtec AB(以下 セクトラ社)製ワークステーション「IDS7 SWS* 」の販売を開始した。

* SWS はSingle Workstationの略

画像診断部門

乳腺部門

循環器部門

整形外科部門

「IDS7 SWS」(アイディーエスセブン・エス・ダブリュ・エス)は、セクトラ社が日本を始め世界中の顧客の要望を取り入れ開発したオプションをそれぞれ独立したワークステーション型に設計し、PACSのサーバ機能を付加した、従来にない新しいコンセプトのワークステーションである。「IDS7 SWS」はDICOM 接続が可能なため、フィリップスが販売しているセクトラ社製「IDS7 PACS」以外の他社製PACS を導入されている施設でも、優れたオプションを選択することで、画像診断だけでなく、他の診療科専用の解析や計測が独立したワークステーションとして使うことが可能。オプションとして、整形外科向けインプラントシミュレーション、専用キーパッドとともにマンモグラフィー集団検診向け、カテーテル検査の解析の選択が可能である。
「IDS7 SWS」の希望販売価格は、1ワークステーション500万円からで(税込、仕様により異なる)、2011年度の国内販売台数は約50台を見込んでいる。
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン代表取締役社長ダニー・リスバーグは、「セクトラ社との協業により、日本のお客様のニーズに応える新しいワークステーションを販売できることを大変うれしく思っています。フィリップスは今後とも、お客様の満足度向上を目指し、さらなる製品開発、サービス向上に努めて参りたいと思います」と述べている。

「IDS7 SWS」の主な特徴
・マルチモダリティ、単体モダリティの短期バックアップ用PACS として使用可能
・オプションを選択することで各診療科や読影部門のワークステーションとして使用可能
・Standalone 型にもかかわらず、マルチモダリティビュアとして使用可能
・既設他社PACS とDICOM による接続が可能
・整形外科パッケージの選択による、マルチ対応インプラントシミュレーション計測
・マンモグラフィー専用キーパッドと組み合わせて乳腺専用ビュアとして使用可能
・循環器部門のカテーテル検査の動画管理や解析
・新開発画像診断レポーティングシステム「iReport」と連携
 
「IDS7 SWS」の導入メリット
・各診療科のフィルムによる計測を、デジタル化することによって、真のフィルムレス化が実現
・マルチモダリティ接続、マルチモダリティビュアとして使用可能
・3rd Party のクリニカル・アプリケーションとのプラグイン機能が豊富
 

●お問い合わせ
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
広報部 代表
TEL 03-3740-4561