キヤノンマーケティングジャパン(株)(本社:東京都港区、社長:川崎正己)は11月2日、画像診断装置のデータを統合管理するPACS(Picture Archiving and Communication Systemの略、医用画像システム)を開発し、新製品“PRIMITUS(プリミタス)”シリーズとして2013年1月より発売することを発表した。同日付けで発足する医療およびヘルスケア関連事業の中核企業、キヤノンライフケアソリューションズ(株)(本社:大阪府大阪市、社長:松本啓二)を中心に本製品を拡販することで、同社グループは医療画像ソリューション事業に参入する。
新製品“PRIMITUS”シリーズは、高いシステム拡張性を備えているため、医療施設の状況に合わせて柔軟にシステムを構築することができる。また、自由度の高いGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)をユーザーごとに個別に設定できることに加え、システム障害に備えた冗長性の高いシステム設計を実現している。さらに、病院内で使用するデジタル一眼レフカメラEOSの画像データを、効率良く登録管理できる機能をオプションで提供する。
価格は3,000~5,000万円で、システム構成により変動する。
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