ボストン・サイエンティフィックコーポレーション(NY証券取引所略号BSX)は、2月21日、同社の日本法人であるボストン・サイエンティフィック ジャパン(株)が、同社製のニューロモジュレーション機器および関連部品をフクダ電子(株)が日本国内で販売することについて、フクダ電子との間で販売代理店契約の基本合意に達したと発表した。
この提携により、フクダ電子の販売網とサービス能力を生かすことで、ボストン・サイエンティフィックの日本国内における販売・サービス能力が向上し顧客サービスのをさらなる改善が期待される。フクダ電子は、本年4月1日よりボストン・サイエンティフィックのニューロモジュレーション製品の販売を開始する予定だ。
日本国内で販売するニューロモジュレーション製品は、慢性的な痛みを和らげる植込み型脊髄刺激装置「プレシジョン プラス SCS システム」。同製品は、16極の電極に独立したパワー供給を実現し電気刺激のポイントについて非常に細かな設定を行うことができる。しか(株)も、ワイヤレスで患者さんによるコントロールが可能だ。コントローラは小型で患者が持ちやすい形状にデザインされている。さらにコードレスでの充電も行える。同製品は、全世界で既に60,000名以上の患者さんに植込まれている。
ボストン・サイエンティフィック ジャパンの内木祐介社長は「ボストン・サイエンティフィックのニューロモジュレーション製品を日本国内において販売することについて、フクダ電子と合意に達したことを嬉しく思います。これにより、当社の販売、物流、サービス能力が強化され、日本の医師と患者さんにこれまで以上に注力することが可能になります。また、この重要な市場における当社の販路とシェアが拡大します。フクダ電子は70年以上にわたり、日本における医療機器の製造・販売に関して基盤の確立した企業として活躍されており、その実力はこれまでの実績によって証明されています。当社はフクダ電子との協業に大いに期待しています」と語っている。
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