ワコム、日本屈指の総合病院 「飯塚病院」の電子カルテシステム用に液晶ペンタブレットを270台納入

2013.07.10
飯塚病院
電子カルテへの描き込み
情報管理システム

(株)ワコム(本社:埼玉県加須市、代表取締役社長兼代表執行役員:山田正彦)は、福岡県筑豊地方の中核的医療センターとしての役割を担う、日本屈指の総合病院である飯塚病院(所在地:福岡県飯塚市、院長:田中二郎、http://aih-net.com/index.html)へ、1日あたり2,000人にのぼる外来患者の情報を管理する「電子カルテシステム」の情報表示・入力デバイスとして、液晶ペンタブレット「DTU-2231/Medical」を270台納入した。

同病院は院内全体で情報を共有する独自の医療情報システムを開発し、数多くの職種にまたがるスタッフが、迅速にカルテ情報を確認できる体制を整え、チームによる医療体制を強化することで、質の高いサービスを提供している。
同病院が開発した電子カルテシステムでは、同社の液晶ペンタブレットを介して、紙カルテに記入するのに極めて近い操作感で、医療画像やシェーマ(身体部位の絵図)にコメントや図を描き込むことができる。医師にとっては、カルテの記入がストレスなくでき、緊急時の患者対応でも、診療記録を手早く正確に残すことができる。また、診療経過における変化点をマーキングによってハイライトするなど、スタッフ間での情報共有がスムーズに行えるカルテが作成できるため、重要情報の可視化にも貢献することが可能である。

さらに、同病院では、入力データの真正性確保を実現するために、電子サインを採用している。当社液晶ペンタブレットを利用し、どの電子サインが、いつ、誰によって記入されたものかを徹底して管理している。

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