ボストン・サイエンティフィック ジャパン(株)は、新たなリード「リライアンス 4-フロント」を発売した。
「リライアンス 4-フロント」は、次世代型の植込み除細動リードである。除細動リードは植込み型除細動器(ICD)あるいは両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)と心臓をつなぐ絶縁電線で、心不全および突発性の致死的な心室性頻脈性不整脈の治療に用いられる。
「リライアンス 4-フロント」リードの特長は、絶縁体の暑さとエンドタック リライアンスで実証された信頼性を保持したまま、リード本体の径を小さくし8フレンチイントロデューサーに適合し、操作性が向上している。また、IROX(イリジウムコーティング被覆)の追加により電気的特性が改善され、ペーシング閾値が低くなることが期待される。
除細動コイルへの組織の湿潤を予防するよう設計された信頼性の高いゴア被覆も「リライアンス 4-フロント」リードの特長となっている。新しいリードではゴア被覆の固定金具の改善によって、止血弁付シースでの使用の際に従来必要であった手順が省略され、植込みがシンプルになっている。
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