ギブン・イメージング社は、23日、PillCam®SB 3 が日本の当局から薬事承認を取得したことを発表した。これにより、世界第2位のヘルスケア市場である日本の医師がクローン病などの小腸疾患の検出とモニタリングに、最先端の第3世代のPillCam®カプセル内視鏡技術を利用できるようになるという。
同社は、2013年10月9日~12 日に東京で開催される日本消化器関連学会週間(JDDW)の会議に参加し、同社担当者がブース#6 で、PillCam® SB 3 カプセル内視鏡システムの最新機能や特徴、同社が提供している、PillCam® COLON 2 などの製品ポートフォリオについて紹介する予定だ。
PillCam® SB 3 カプセル内視鏡は、クローン病、鉄欠乏性貧血、原因不明の消化管出血(OGIB)等に関連する小腸の異常を可視化し、モニタリングするための侵襲性の極めて低い検査手技を提供する。サイズは11mm x 26mm、重量は4グラム未満。第3世代となるPillCam® SB 3 は撮像カメラと光源を内蔵し、毎秒2~6 枚の速度で画像を転送する。
PillCam® SB は2001 年に初めて米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得し、2歳以上の患者の小腸を可視化する、非常に精度が高く、患者にやさしい検査ツールとして評価されている。
PillCam® SB 3 は、同社の業界リーダーとしての独自の経験とコラボレーティブな努力の結晶であり、これまで200万件を超える検査実績と1,900件を超える臨床試験でその価値が実証されている。
PillCam®カプセル内視鏡には、カプセルの滞留と誤嚥、皮膚刺激のリスクがある。また、内視鏡的に留置することにより、他のリスクが発生する場合もあり、合併症が発生した場合は、内科的、内視鏡的、外科的介入が必要になることがある。
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