米国クックグループは11月20日、米国クック メディカル社長にピート・ヨンクマン氏を任命したことを発表した。同グループの社長であるケム・ホーキンス氏は、引き続き同グループの社長を務める。
新社長のヨンクマン氏は、「今回社長としてこの会社の経営に関わっていけることを大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。クックは創業以来、家族経営的な企業文化を守り続けている世界でも他に類を見ない素晴らしい企業だと思います。この企業文化は日進月歩の医療業界において、理想的な形だと感じています。これからも患者様のために革新的な製品を提供し続け、新たな治療法を追求していくことに尽力します。企業としてこうした課題に取り組むことを大変有意義に思います」と述べている。
ヨンクマン氏は直近ではクック メディカルの上級副社長として10のビジネス部門を統括してきた。クックには企業弁護士として2001年に入社し、その後アジア・パシフィック地域副社長、同グループ法務責任者、クック ウロロジカル(Cook Urological)社長などを歴任し、今年で入社12年を迎える。
また、ヨンクマン氏はブルーミントンのインディアナ大学卒業後(心理学および哲学専攻)、インディアナ大学マウラー・ロー・スクールにて法学修士号を取得している。
同グループ社長のホーキンス氏は「クック メディカルのビジネスがこれまで継続して発展することができたのは、我々が患者様、従業員、そして地域社会すべてにとって何がベストかを常に追求してきたからです。今後もこれまでと変わらず、ダイナミックさを持ち、チャレンジし続けていくことが重要だと考えています。ピートがこれまでの事業部門で培ってきた豊富な経験をもとに、弊社の信念に基づき、常に患者様のために貢献していくことを期待しています」と述べている。
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