全ての人にやさしく安心な医療の実現のために必須と言われている「三大要素」
~そのすべてを高レベルで満たす技術開発~
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン(株)は、4月11日、「高分解能(画質)」「高速化(スピード)」「カバレージ(撮影範囲)」というCT(コンピューター断層撮影装置)に求められる三大機能を最高レベルで追求した最上位機種「Revolution CT(レボリューションシーティー)」を発売する。従来実現が困難であった三要素をすべて兼ね備えた本製品の発売によって、GEヘルスケア・ジャパンは2014年をYear of Revolutionと位置づけ、市場のリーダーとしてのさらなる地位強化を目指している。また、超高齢社会における医療体制として政府が提唱する2025年モデルにおいて、高度急性期病院を目指す医療機関の差別化にも貢献している。
全ての人にやさしく安心な医療の実現のために必須と言われている「三大要素」
~そのすべてを高レベルで満たす技術開発~
多列化(高速撮影)の技術に主眼が置かれていたCTの機種開発は、2008年頃からは様々な臨床現場のニーズにあわせて「高分解能(画質)」「高速化(スピード)」「カバレージ(撮影範囲)」のいずれかの要素に特化して進められるようになってきた。これらは臨床現場においてCTに求められる三大要素であるものの、技術的に、いずれか一つの機能を追求すると他の要素に制限が生じることが一般的だ。
この度発売する「Revolution CT」は、このような従来のCT開発の課題を解決すべく、ハードウェアからソフトウェア、アルゴリズムに至るまで、すべてを新たに開発することで、三大要素を妥協なく融合させることに成功した画期的な製品だ。Revolution CTの心臓部である3Dコリメータは、日野本社技術チームが開発、唯一日野工場にて生産され、世界中に向けて出荷されている。CT技術の根幹を支える3Dコリメータは、3大要素の融合時に発生する課題を解決する重要なコンポーネントであり、常に高い画像性能を提供する。また、常に高い画像性能を提供するため、散乱線を効率よく除去できるコリメータをはじめ、被験者の被ばく量をこれまで同様に低く抑える機能も搭載し、患者にやさしいCT撮影を可能とした。
「Revolution CT」の登場による患者・医療機関双方のメリット
「高分解能(画質)」「高速化(スピード)」「カバレージ(撮影範囲)」を網羅し、全体機能の向上を実現した「Revolution CT」により、これまで臨床現場で有していたCT撮影における様々な課題の解決に貢献する。たとえば、動きが早く意図的に止めることのできない心臓も瞬時に撮影ができるため、心拍数を抑える薬剤(βブロッカー)が不要になることが期待される。また、じっとしていられない小児患者の撮影において一般的に使用される鎮静剤も、本製品の導入により大幅な削減が期待される。さらに、診療科によって異なるCTへのさまざまなニーズのある医療機関にとっても、「Revolution CT」1台でそれらに対応することができるというメリットがある。
製品名: Revolution CT
販売名称: 全身用X線CT診断装置
マルチスライスCTスキャナ Revolution
発売日: 2014年4月11日
初年度国内販売目標: 30台
医療機器認証番号: 226ACBZX00011000
●お問合せ
GE ヘルスケア・ジャパン(株)
コミュニケーション本部
TEL:0120-202-021
URL::http://www.gehealthcare.co.jp/