人口100万人あたりのMR装置普及台数が世界第一位※1の日本において、MRI検査は非常に身近で、リスクの低い検査として知られてる。同シリーズは、MRI検査のニーズが高い頭部、脊椎領域はもとより、胸部や腹部など幅広くMRI検査に対応することで医療関係者の要望に応えたペースメーカである。
同シリーズの上位機種である、販売名「エトリンザ8-T ProMRI」は、ペースメーカ本体の大きさを犠牲にすることなく、ワイヤレステレメトリー/プログラミング機能を搭載している。プログラマと呼ばれるペースメーカのプログラム変更に使用する機器とワイヤレス通信が可能で、植込み手術時や外来でのペースメーカ検査の際に、プログラム変更を簡便に行うことが可能。また、エトリンザ8-T ProMRIは、近年、日本において急速に普及した遠隔モニタリングシステム(BIOTRONIK Home Monitoring®)を利用する際にもワイヤレス通信が可能であり、患者の手を煩わすことなく、ペースメーカが収集した各種情報を毎日、自動的に送信することができる。インターネット環境が整えば、医療関係者はいつでも管理しているペースメーカの最新情報を確認することができる。万が一、管理しているペースメーカ患者に不整脈等の臨床イベントが発生した時は、一定の条件下で、患者が外来受診することなく最新の心内心電図を医師が確認することができるため、必要な患者に対して早期に治療介入できる可能性がある。
同シリーズは、日欧同時発売のBIOTRONIK社の新型ペースメーカ。
※1 OECD Health Statistics 2013
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バイオトロニックジャパン(株)
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