ボストン・サイエンティフィック ジャパン(株)は、国内初のTAVR(経カテーテル大動脈弁置換術)専用サファリガイドワイヤを日本で発売する。販売開始は2月2日。TAVR(Transcatheter Aortic Valve Replacement:経カテーテル大動脈弁置換術)は、2007年よりEU主要国を中心に治療が開始され、既に10万例以上の実績がある。国内においても2014年には約1,000例に達する見込みだ。TAVR市場は低侵襲性、手技の簡便性、患者のQOL向上が考慮され、更なる拡大が見込まれている。しかし、これまでTAVR専用のガイドワイヤがなく医療の現場では通常のワイヤをシェーピングするなど術者は事前準備する時間と手間が必要だった。国内初のTAVR専用サファリガイドワイヤは、先端チップ部位が渦巻き状に形成されており、手技中の合併症リスクの低減が期待される。また、LUBRIGREENTM PTFE(テフロン)コーティングにより、デリバリーの際の抵抗が約50%削減(同社製品比)されることも期待されている。「TAVR専用サファリガイドワイヤを、国内で初めて日本の医師および患者さんに提供できることを大変喜ばしく思います」と、内木祐介氏(同社代表取締役社長)は述べている。また、「TAVR市場に初めて専用製品を導入し、今後のこの分野でのボストン・サイエンティフィックの存在を高める足掛かりとして、今後の展開を期待しています。」とも述べている。
承認番号: 22600BZX00531000
販売名: SAFARIガイドワイヤ
希望販売価格: \25,000(1箱 5本入り)
※LUBRIGREENTM は米国デュポン社の登録商標
●お問い合わせ
ボストン・サイエンティフィック ジャパン(株)
URL:http://www.bostonscientific.com/jp-JP/home.html