富士製薬工業、「マグネスコープ®静注」「リピオドール®注」「ヘキサブリックス®注」 販売移管のお知らせ

2015.08.04

 富士製薬工業(株)(以下、富士製薬)とゲルベ・ジャパン(株)(以下、ゲルベ・ジャパン)は、ゲルベ・ジャパンが製造販売承認を保有する「マグネスコープ®静注」、「リピオドール®注」、「ヘキサブリックス®注」の販売を2015年10月2日より富士製薬に移管するという。
 これにより、当該3製品の販売元が富士製薬に変更となり、同日以降は同社が適正使用情報等の提供、安全性情報の収集・伝達及び製品の販売(医薬品卸への供給・流通)を行うという。なお、製造販売承認はゲルベ・ジャパンが引続き保有する。
 同社は従来から販売しているジェネリック造影剤及び2014年6月にマリンクロットジャパン(株)より承継した新薬であるX線造影剤「オプチレイ®注」に、今回、欧州でもっとも使用されているMRI造影剤である「マグネスコープ®静注」、肝がん治療の肝動脈化学塞栓療法や不妊症治療時の子宮卵管造影などに用いられる「リピオドール®注」、X線造影剤「ヘキサブリックス®注」が加わることで、放射線領域、インターベンション治療領域/オンコロジー領域及び不妊症領域における新薬を拡充することができ、画像診断・治療においてより多くの患者様に貢献できるものと期待が集めているという。
 今後とも同社の強みである注射剤を中心とした急性期医療分野においても新薬、バイオシミラー、ジェネリック医薬品を組み合わせた活動を推進することにより事業価値を向上させていくという。

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