EIZO(株)(本社:石川県白山市)は、米国食品医薬品局(FDA)より、5メガピクセル医用モノクロモニターRadiForce GX540を米国内でデジタルブレストトモシンセシス(乳房トモシンセシス)用途として販売する許可を取得した。
デジタルブレストトモシンセシスは、乳がんの早期検出のために乳房を撮影する方法の1つである。従来からのデジタルマンモグラフィ(乳房X線)が二次元(2D)撮影方法であるのに対して、乳房を多方向からの断層画像で捉える三次元(3D)撮影方法である。マンモグラフィと組み合わせて診断することで、乳がんの初期症状である微細な石灰化の有無や位置が把握しやすくなると期待されている。
同社のRadiForce GX540は、高解像度5メガピクセル(2048×2560ピクセル)、高密度0.165×0.165mm画素ピッチ、高コントラスト比1200:1により、ブレストトモシンセシスやマンモグラフィで撮影された画像を細部まで鮮明に表示するという。
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