GEヘルスケア・ジャパン、汎用超音波診断装置「LOGIQ P9」と「LOGIQ P7」がドイツの国際的デザイン賞「iF Design Award」を受賞 『シンプルな操作性』と『コンパクト性』を重視した日本人開発デザインが評価

2016.03.17

 GEヘルスケア・ジャパン(株)は、同社が2015年5月に発売開始した汎用超音波診断装置「LOGIQ P9(ロジック ピーナイン)」と「LOGIQ P7(ロジック ピーセブン)」が、ドイツの「iF International Forum Design GmbH(インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーバー)」が主催する「iFデザイン賞」*1を受賞したことを発表した。
 今回の受賞では、ユーザビリティを重視した大画面タッチパネル、シンプルなキーボード、大型モニターの設計・デザインや、機動性を重視したコンパクトかつ軽量なデザインなどが評価された。

■「LOGIQ P9(ロジック ピーナイン)」、「LOGIQ P7(ロジック ピーセブン)」

 「LOGIQ P9」と「LOGIQ P7」は、同社に属するグローバル製品開発担当者およびデザイナーが医療現場の声を反映し、操作する医療従事者の利便性を追求した機能および、顧客のニーズに対応するソリューションを搭載した製品として、2015年5月に同時発売(世界では2015年3月より発売)された。日本では本製品における販売台数100台到達の最速記録を更新した。

「LOGIQ P9(ロジック ピーナイン)」、「LOGIQ P7(ロジック ピーセブン)」

 「LOGIQ P9」と「LOGIQ P7」は、大型ワイドモニター、タッチパネル、移動後も速やかに操作を開始できる電源装置「Mobile Assistant*2」を搭載(「Mobile Assistant」は「LOGIQ P9」のみ)しており、操作中の技師のストレスの軽減を図っている。さらに、操作に対する疑問やトラブルに迅速に対応するために、技師自身が瞬時に操作方法を確認できる取扱い説明動画「マイトレーナー」を搭載しており、技師の検査効率の向上にも貢献している。また、超音波検査の幅の広がりや、患者の高齢化に伴い増加している検査数に対応するため、運搬しやすいコンパクトサイズで60kgというクラス最軽量*3を実現しており、検査技師の約7割を占める女性技師*4にとって使いやすい軽量装置となっている。

 製品の開発に当たっては、同社グローバル・プロダクト・マネジャーの徳田竜一氏が国内外の顧客を訪問し、サーベイを実施。徳田氏は「その結果判明したのは、『Simplicity(操作の単純さ)』と『Personalization(操作のカスタマイズ)』が求められる要素だということ」と述べている。デザインを担当した、同グローバル・デザイン・アジア・パシフィックの柳原康司氏は「それらをデザインコンセプトとして具現化したのが、操作が簡単かつコンパクトな『LOGIQ P9』と『LOGIQ P7』。弊社の調べでは、製品を使用した技師の検査時間が32%削減し、またキー入力の時間も44%削減することがわかっています」と述べた。

 同社は今回の受賞を受け、なお一層医療従事者そして顧客のニーズに応える製品開発を進めていく。

*1 「iFデザイン賞」は、「iF International Forum Design GmbH」が主催し、半世紀以上の歴史がある世界的に権威あるデザイン賞。全世界の工業製品を対象に優れた工業デザインを選定しており、本年は世界53カ国から5,295点の応募総数のうち、1,821点が受賞
*2 オプション
*3 同社LOGIQシリーズコンソール型超音波における最軽量
*4 同社調べ
本資料に記載された装置の製品名/薬事認証名称/医療機器認証番号は以下のとおり。
製品名: 汎用超音波画像診断装置 LOGIQ P9
発売日: 2015年5月19日
医療機器認証番号: 226ABBZX00119000号
※LOGIQ P7は汎用超音波診断装置 LOGIQ P9の類型
※LOGIQ は、ゼネラル・エレクトリック社の登録商標

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コミュニケーション本部
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