EIZO、放射線科医の疲れ目に配慮した液晶モニター用間接照明を発売

2016.04.07

 EIZO(株)は、読影室向け間接照明RadiLightを2016年4月15日に発売する。

・価格はオープン。オープン価格の製品は標準価格を定めていない。

 放射線科医が、患者の検査画像から病状を読み取り診断する読影室では、照度を一定に保つために、カーテンを閉めたり、照明を消した状態で、読影作業を行う場合がある。これは、太陽光や室内照明がモニター画面に映り込むことにより、表示画像の見え方が変化することを防ぐためである。

 このような暗い環境で明るいモニター画面を見続けていると、目の負担が増える、あるいは、手元の書類やキーボードが見えにくいという問題がある。
 今回発売するRadiLightは、液晶モニター背面に簡単に取り付けできる照明キットである。背面の壁を照らすことで室内の明るさを確保しながらも、モニター画面への映り込みが無いため、読影作業の妨げにならない。

 また、適度な明るさで作業ができるため、目への負担軽減が期待できる。

 さらにRadiLightには、書類の読み書きやキーボード操作時に手元を照らすスポットライトも付属している。
 2016年4月15日(金)~17日(日)にパシフィコ横浜で開催される「2016 国際医用画像総合展 (ITEM 2016)」で同製品を展示する。

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