・経食道超音波検査に対応する充実のラインナップ
・進化したスペックルトラッキング機能“aCMQ”/ “a2DQ”
・先天性疾患の早期発見をサポートする新機能 “aRevealA.I.”、“TrueVue”、“GlassVue”を搭載
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン(以下、フィリップス)は、5月23日より、超音波診断装置「EPIQ7 /5Evolution3.0」と「Affiniti70/50Continuum1.0」の販売を開始する。
経食道超音波検査に対応する充実のラインナップ
① X8‐2tマトリックスアレイ経食道トランスジューサ ― 超音波診断装置EPIQ7/EPIQ5 に対応
超音波診断装置「EPIQ」の性能を存分に発揮できるよう、設計・開発され、ボリュームレート・画質を大きく向上させている。また、トランスジューサコントロール部にセンターボタンを配置し、超音波診断装置本体上での画像の切り出し機能もシンプルで直感的な操作に変更することで、操作性も大幅に向上した。
② S8‐3tmicro 経食道トランスジューサ ― 超音波診断装置EPIQ7/EPIQ5/Affiniti70 に対応
S8‐3tは新生児の手術方針の決定補助、術中の循環管理や心機能・形態の評価、術後管理方針の決定補助などへの有効性が期待される。
③ Affiniti70がリアルタイム 3D対応に
中上位機種にあたり、小型軽量型のAffiniti70はX7‐2tマトリックスアレイ経食道トランスジューサのリアルタイム 3D機能と各種解析機能に対応する。これにより、リアルタイム3D経食道超音波検査に対応する装置は、EPIQ7/Affiniti70/CX50の3機種となる。
スペックルトラッキング機能の進化 ― 超音波診断装置EPIQ7/EPIQ5/Affiniti70/Affiniti50に対応
スペックルトラッキング法に解剖学的自動認識を用いた解析機能“aCMQ”の解析アルゴリズムをより進化させトラッキング精度を向上させたほか、簡単で柔軟に使えるよう操作性を改善した。心電図入力のない画像・コンベックストランスジューサで撮影した画像でも解析を可能にすることで胎児心臓へも応用できるようになり、また、心筋を内層と外層に分けて解析することができるようになるなど、より広い範囲でスペックルトラッキングの応用を可能にしている。
この他、心内膜を自動でトラッキングし容積を算出する“a2DQ”機能では、従来の左室容積カーブに加えて、新たに左房の容積カーブと駆出率の自動解析に対応した。
先天性疾患の早期発見をサポート ― 超音波診断装置EPIQ7/EPIQ5/Affiniti70/Affiniti50に対応
超音波診断装置EPIQ/Affinitiの最大の特長である画像構築技術“nSIGHT”“PrecisionBeamformer”は、高精細で高いコントラスト分解能を持ちながら、高周波でも高いペネトレーションを発揮する。C9‐2コンベックストランスジューサはこの特長を胎児エコーで最大限発揮し、先天性心疾患などの早期発見が期待されている。さらにX6‐1 マトリックスアレイコンベックス型トランスジューサ※により、高解像度の3D/4D画像が得られるだけでなく、同時2断面表示や非常に薄いスライスの断面像を得るなどの機能を備えている。
これらに加えて、3D/4Dデータから胎児の頭蓋を認識し自動で胎児の顔を表示する“aRevealA.I.”、よりリアリティの高い胎児3D画像を描出する“TrueVue”、胎児の臓器を透過表示し境界を強調表示する“GlassVue”が、胎児の3D超音波診断をサポートする。
※超音波診断装置EPIQ7に対応
●お問い合わせ
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
URL:http://www.philips.co.jp/