コニカミノルタ(株)(以下、コニカミノルタ)は、コンパクトサイズでありながらワンクラス上の画像性能を実現した⾼画質超⾳波診断装置「SONIMAGE(ソニマージュ) MX1」「SNiBLE(スナイブル) yb」※1 (以下「SONIMAGE MX1シリーズ」)を発売した。
近年、ベッドサイドで検査や処置を⾏う Point of Care(POC)と呼ばれる領域のニーズが⾼まり、その市場の拡⼤が期待されている。コニカミノルタは、「SONIMAGE MX1シリーズ」によってPOC領域に新たな価値を提供し、ヘルスケア事業の拡⼤を図る。
【「SONIMAGE MX1シリーズ」が提供する価値】
1.軽量・コンパクトで場所を選ばず⾼画質な診断画像を提供
2014年発売の「SONIMAGE HS1シリーズ」(以下、HS1)は、太さ数⼗〜数百ミクロン程度の筋束や神経束の繊維構造まで鮮明に⾒える⾼精細画像と操作性で、整形外科領域において⾼いシェアを占め、⿇酔科領域でも⾼い評価を受けている。
この度発売した「SONIMAGE MX1シリーズ」は、HS1のテクノロジーを継承し、さらに新開発の「Dual Sonic※2」技術により、軽量・コンパクトでありながらも⾼精細な画像を実現した。
超⾳波診断装置を⼿軽に持ち運べるようにすることで、場所を選ばずに的確な診療をサポートする。
「SNiBLE yb」
整形外科モデルとして、外来診療をはじめ、スポーツドクターによるフィールドでの診察、リハビリでの回復観察などの利⽤に適している。
スポーツドクターが、合宿や遠征先、さらに試合中にも「SNiBLE yb」を携⾏することで、その場で超⾳波を使った診断が可能になり、より適切な処置を早期に⾏うことが期待できる。
「SONIMAGE MX1」
在宅診療や外来診療におけるPOC、透析などにおいて、質の⾼い画像診断や治療・処置を、場所を選ばず短時間でストレスなく⾏うことが可能となる。
また、⼿術室やペインクリニックの領域では、神経ブロック注射やカテーテルを挿⼊する中⼼静脈穿刺の際、針の位置を超⾳波ガイド下で確認することがあるが、「SONIMAGE MX1」は、⾼画質とシンプルな操作性によって、より安⼼安全な施術をサポートする。
2.シンプルなユーザーインターフェイスにより効率的な診療が可能に
「ユーザーのワークフローに合ったインターフェイス」というHS1のコンセプトを引き継ぎ、検査効率向上のための使いやすさを追求している。⼤きな操作ボタンと画⾯上のタッチパネルで操作が直感的に⾏えるほか、これらのレイアウトを診療ワークフローに合わせて⾃在にカスタマイズでき、操作⼿順を簡略化することが可能となる。
特に、複数の施設で診療を⾏うドクターにとっては、使い慣れた「SONIMAGE MX1シリーズ」を携⾏することで効率的な診療が可能となる。
3.使⽤シーンを考慮したオプション
「SONIMAGE MX1シリーズ」では、院内での使⽤に便利な、可動性の⾼いポールカートとデスクトップスタンドを⽤意している。また、持ち運びを想定して、リュックやショルダーにできる3WAYタイプのキャリーバック、機内持ち込み可能なスーツケースタイプのハードケース、画⾯を保護するディスプレイカバーなどのオプションを⽤意している。
また、内蔵バッテリーで1時間の使⽤が可能で、オプションの拡張バッテリーを利⽤すれば最⼤2時間まで使⽤が可能なため、電源を取り難い場所での診察にも便利だ。さらに、3種類のプローブを接続できる「3ポートプローブコネクター」は、複数のプローブを切り替えながら⾏う検査を容易にし、より多くの診断、診療スタイルをサポートする。
【超⾳波診断装置「SONIMAGE MX1シリーズ」の主な仕様】
モニター:12.1インチIPSモニター
電源:交流 100V、50/60 Hz、最⼤ 150 VA(本体のみ)
サイズ※3:W 320mm × H 302mm × D 64.5mm
重量:4.5kg
バッテリー動作時間:約60分
【標準⼩売価格】
SONIMAGE MX1:25,000,000円(本体)
SNiBLE yb:26,000,000円(本体)
各種プローブ、カート、オプションは別料⾦となる。
※1︓「SNiBLE yb」は、超⾳波診断装置「SONIMAGE MX1」の整形外科⽤モデルの呼称。
※2:超⾳波の⾳響ノイズを抑制し伝達効率を向上させる技術。
※3:本体の突起物を除く。
●お問い合わせ
コニカミノルタジャパン(株)
TEL:03-6324-1080
URL:http://konicaminolta.jp/healthcare/