富士フイルム、医療向け3次元画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」ハイブリッドインスタントカメラ「instax SQUARE SQ10」など10製品が世界的に権威のある「iFデザイン賞」を受賞!製品の優れた機能や性能を最大限生かしたデザインが高評価
富士フイルム(株)は、3次元画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」、ハイブリッドインスタントカメラ「instax SQUARE SQ10」などのチェキシリーズや、超音波プローブ用観測装置、放送用レンズなど主要10製品が、デザイン振興のための国際的な組織「iFインターナショナルフォーラムデザイン(ドイツ・ハノーバー)」主催の「iFデザイン賞(iF design award 2018)」を受賞した。「iFデザイン賞」は、1953年に設立された国際的なデザイン賞で、ドイツの「red dot design award」、アメリカの「IDEA」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞だ。今年は、54の国・地域から6,401点の応募があり63名の専門家により審査された。
富士フイルムは、あらゆる製品・サービスの開発において、機能や性能を追求するとともに、その優れた機能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいる。外観デザインの美しさに留まらず、簡単・快適な操作性や携帯性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指している。
医療向け3次元画像解析システムをはじめとする業務用製品から、チェキなどのコンシューマー向け製品まで多岐にわたって受賞しており、外観デザインだけでなく、それぞれの製品の高い性能、使いやすさ、快適な操作性を実現したユーザーインターフェースなどの観点からも高く評価された。
<受賞製品>
■3次元画像解析システム「SYNAPSE VINCENT(シナプス ヴィンセント)」
CTやMRIなどによる断層画像から高精度な3D画像を描出し、解析する医療向け3D画像解析システム。画像解析技術により、簡単な操作で各種臓器、血管や微細な気管支などを高精細に自動で抽出し、高精度な3D解析を実現する。放射線科、循環器、消化器、呼吸器、頭頸部、泌尿器など幅広い臨床領域において、手術の事前シミュレーションやインフォームドコンセント、治療計画の検討などに活用され、臨床現場における技師の負担軽減や医師の 読影業務の迅速化に貢献する。
■超音波プローブ用観測装置「本体(SP-900) /コントロールパッド(CP-900)/スキャナ(RS-900)」
超音波プローブ*と接続して使用する観測装置で、本体(SP-900)、コントロールパッド(CP-900)、スキャナ(RS-900)で構成されている。検査では電子内視鏡システムと組み合わせて使用し、超音波送受信用のプローブを、内視鏡の鉗子口から挿入することで、超音波観測ができる。デザイン開発においては、継ぎ目がなく、緩やかな曲面で構成された筐体と、情報が集約した表示部による特徴的なデザインで、内視鏡システム「レザリオ7000システム」とデザインを統一させた。
* 超音波を受発信する探触子。
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