フィリップス、携帯性を向上したCPAP装置 「ドリームステーション Go」の取り扱いを開始

2018.11.01

フィリップス・レスピロニクス合同会社(以下フィリップス)は、出張や外出時にも持ち運びしやすい持続的気道陽圧(CPAP)装置「ドリームステーションGo」を、2018年11月1日より日本国内にて取扱開始することを発表した。

「ドリームステーション Go」のコンセプトと特長

1. 携帯性の向上
ドリームステーションGoは、サイズ15(L)×15(W)×5.8(H)cm、本体の重量約850gと、従来のドリームステーションシリーズから44%小型化、36%軽量化した。機器本体の性能を落とすことなく、自宅で普段使用している機器を外出先にも気軽に持ち運べるような設計になっている。睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者の約半数を占める40代、50代*1の出張や外出の多いビジネスパーソンのニーズに沿って小型化・軽量化を進めた。
機器本体だけでなく、電源アダプタを本体に内蔵することで電源コードの軽量化、さらに呼吸回路も12mm径の細くて軽量なタイプを標準付属品にするなど、アクセサリ類も含め携帯性が向上した。

2. 患者用アプリとの連動
ドリームステーションGoは内蔵のBluetooth*2で患者用アプリ、ドリームマッパーに接続することが可能である。ドリームマッパーには治療目標設定機能が搭載されているだけでなく、装置やマスクのメンテナンスに関するリマインダ機能や、専門医による疾患の解説やマスクの操作説明の動画の閲覧も可能である。主治医と患者のコミュニケーションツールとして、治療状況の共有をすることで積極的な治療への取り組みを促すことを目的とし、総合的に患者の治療をサポートするためのツールとして活用されている。

3. 専用バッテリー
オプション品として専用のバッテリーが開発され、AC電源のない長時間の移動時や外出先、災害・停電時でも治療を継続することができるようになった。キャンプなど屋外での使用も可能である。
バッテリーは重量約700gで充電時間は最大5時間、使用可能時間は8時間以上(設定条件による)で、一晩は十分使用できる仕様となっている。

*1 平成29年厚生労働省社会医療診療行為別統計
*2 Bluetooth® ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。Koninklijke Philips N.V.およびその関連会社は使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者の商標および登録商標です。

●製品に関するお問い合わせ
フィリップス・レスピロニクス合同会社 マーケティング部
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