フィリップス、新128 スライスマルチスライスCT「Incisive CT」を発売

2019.04.02

 株式会社フィリップス・ジャパンは「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めている。
このたびフィリップスは、以下の通りIncisive CT(インサイシブ シーティー)の販売を開始する。

 今日、お客様が抱える重要な課題は、財務、臨床、運用など多くの問題が複雑に混在している。Incisive CT は、それに対し、いくつかのソリューションをもたらすX 線CT装置だ。まず「Tube for Life」と言うコンセプトを掲げ、10 年間CT を使用した場合に、ランニングコストに占める割合が大きいX 線管球の交換コストを大幅に縮小する。また、ワークフローに関わる機能には、アダプティブインテリジェンスを取り入れることで19%のスループット向上と幅広い臨床応用に貢献する。そして、アフターサービスには、アップタイムを持続させるために様々な機能とサービスが利用可能である。
 Incisve CT は、X線撮影装置としての基本性能のアップグレードだけでなく、あらゆるステップでお客様をサポートするトータルソリューションを提案する。

Elevates your business :ビジネスを次の高みへ
 フィリップスはお客様が安定した経営を維持し、患者のケアの最適化に取り組みつつ運用コストを管理するための新しい方法を提案する。
-Tube for Life1
Incisive CT 専用に開発されたvMRC 管球は、耐久性を高める技術を数多く搭載し、耐用期間中2のX線管球交換には、わずかなコストを平準化してご使用いただくことが出来る。

Delivers intelligence that adapt to you:インテリジェンスがあなたをサポート
 検査の各ステップでアダプティブ・インテリジェンスを活用することにより、一貫したオペレーションが診断に必要なデータ取得までの時間を19%短縮する。
-OnPlan タッチスクリーン
 患者登録から撮影条件決定までの操作を検査室で可能にし、操作室と検査室のワークフローを改善する。
-iPlanning
 撮影部位に応じて自動的位置決め機能を有しているため、操作性の向上とオペレータ間の主観的な差を減らす。

Designed for serviceability and reliability:先を見通し、安定と信頼へ導く
 Incisive CT の事前予測機能がお客様に安心をもたらす。プロアクティブ・モニタリングは、リモート・サービスにより問題を迅速に解決することで、計画外のダウンタイムを短縮し、日常業務の中断を抑える。
1 Tube for Life はフィリップスが規定する保守契約を締結いただく必要がある。
2 フィリップスが定義する耐用期間は10年だ。
3 Oz Radiology Group で実施された試験に基づいたデータです。ケーススタディの結果は他のケースの結果を予測するものではない。

<お問い合わせ先>
株式会社フィリップス・ジャパン
ブランド コミュニケーション部
URL:http://www.bostonscientific.jp/