キヤノン(株)(以下、キヤノン)は、成長事業であるメディカル事業のさらなる強化に向けて、グローバルで再編を進めており、国内のメディカル事業の商流をキヤノンメディカルシステムズ(株)(以下、キヤノンメディカル)に集約することで、さらなる事業の発展を目指す。具体的には、2020年1月1日付でキヤノンメディカルが、キヤノンマーケティングジャパン(株)(以下、キヤノンMJ)の子会社であるキヤノンライフケアソリューションズ(株)(以下、キヤノンLCS)の全株式を取得することについて、キヤノンメディカルとキヤノンMJの間で本日基本合意がなされた。
キヤノンは、新たな成長を目指した戦略的大転換に取り組んでおり、新規事業を中心にポートフォリオの転換を図っている。新規事業の一つであるメディカル事業のさらなる発展のため、2016年にキヤノングループ入りしたキヤノンメディカルを中心にグローバルに事業再編を進めている。今回のキヤノンメディカルによるキヤノンLCSの子会社化はメディカル事業再編の一環となる。今後はキヤノンメディカルが医療機器販売および臨床に近い医療ITソリューションを提供し、キヤノンLCSはキヤノンメディカルのもとで医用画像診断機器を中心とした医療システム事業およびヘルスケア関連事業をおこなう。また、キヤノンMJは傘下のキヤノンITSメディカル(株)を通じて院内の業務系のITソリューションを提供する。それぞれの強みを生かし、分担、協力して病院全体で効率の良い運営支援に注力したサービスを提供することで、キヤノングループ全体でメディカル事業の強化・拡大を図っていく。
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キヤノンメディカルシステムズ株式会社
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