キヤノンメディカルシステムズ、コニカミノルタ、 産婦⼈科向け超⾳波診断装置の販売事業で協業

2020.05.25

 コニカミノルタ(株)(以下、コニカミノルタ)とキヤノンメディカルシステムズ(株)(以下、キヤノンメディカル)は、この度、国内産婦⼈科向け超⾳波診断装置の販売事業において協業することにした。

【協業の内容】
 コニカミノルタ(株)の国内販売⼦会社であるコニカミノルタジャパン(株)(以下、コニカミノルタジャパン)とキヤノンメディカル(株)の間で販売契約を締結し、キヤノンメディカル製の超⾳波診断装置「Aplio i(アプリオ アイ)シリーズ Womenʼs Health モデル」「Aplio a/Verifia(アプリオ エー/べリフィア)Womenʼs Health モデル」「Xario(エクサリオ) 100 S-Edition」の3機種を、コニカミノルタジャパンの取り扱い製品とした。
 なお、これらの製品については、国内販売をコニカミノルタジャパンが、保守や故障対応などのカスタマーサービスをキヤノンメディカルが⾏う。

【協業の背景】
 コニカミノルタ(株)のコンパクトで高画質な超音波診断装置は、整形外科領域および麻酔科領域において高い評価を受けている。2019年には、婦人科検診や妊婦健診、胎児の発育管理、不妊治療などに利用される経腟用の超音波診断装置を投入し、産婦人科領域へ本格参入した。以来、国内経腟用ではトップクラスのシェアを獲得しており、今後は経腹用もラインアップに加えることで、国内産婦人科における存在感を高めていく。
 キヤノンメディカル(株)の超音波診断装置は、幅広いラインアップと独自の高精細画像技術に強みを有し、グローバルに事業を展開していく。国内においては大学病院や検査室を中心とした内科や循環器科、乳腺領域に高いシェアを持ち、近年、産婦人科領域にも注力していく。
 産婦人科領域で強い販売力を持つコニカミノルタ(株)と、ハイエンド超音波装置で高い技術力を持つキヤノンメディカル(株)とが協業することで、お客様には、安心かつ満足度の高い診療サポートができるものと考えている。
 今後も両社は、お客様への提供価値をより一層向上するために、お互いのテクノロジーと資産を活用しながら自社の強みをさらに強化し、協業のシナジーを高めていく。

【 製品紹介 】
Aplio iシリーズ Womenʼs Health モデル
キヤノンメディカルのプレミアムハイエンド装置。高精細な画像と低流速血流イメージング技術である SMI (Superb Micro-vascular Imaging)、産婦人科領域に特化したオプションに対応し、外来検査から精密検査まで、ハイリスク患者におけるリスクマネジメントをサポートする。

モニター:23インチLCDモニター
外形寸法:(W)580mm ×(H)1177mm~1757mm ×(D)953mm~1053mm(アクセサリー含まず)
質量:約110kg(周辺機器含まず)

Aplio a / Verifia Womenʼs Health モデル
キヤノンメディカルのハイエンド装置。⾼精細な画像と低流速⾎流イメージング技術であるSMI (Superb Micro-vascular Imaging)、産婦⼈科領域に特価したオプションに対応し、病院やクリニックでのルーチン検査やスクリーニング検査⽤としてお使いいただけます。

モニター:23インチLCDモニター
外形⼨法:(W)533mm ×(H)1188mm~1768mm×(D)812mm~878mm(アクセサリー含まず)
質量:約91kg(周辺機器含まず)

Xario 100 S-Edition
キヤノンメディカルのコンパクトな装置として、内診室から外来検査室まで幅広くお使いいただける装置。

モニター:19インチLCDモニター
外形⼨法:(W)473mm × (H)1287/1,401/1,516mm ×(D)785mm
質量:70kg

●お問い合わせ
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
URL https://jp.medical.canon/

コニカミノルタジャパン株式会社
URL https://konicaminolta.jp/healthcare/