エルピクセル株式会社(東京都千代田区 以下「エルピクセル 」)は、医師の画像診断を支援するEIRLシリーズのクリニックなど小規模医療施設への新たな導入方法として、クラウド型サービス「EIRL Cloud(エイル クラウド)」の販売を開始した。
従来、EIRL製品の導入にあたっては、申し込みをした医療施設内に新たな機器を設置し、既存のPACS(医療用画像管理システム)と連携する「オンプレミス型」で導入・利用を行っていた。こうしたオンプレミス型の「EIRLServer」に加え、新たな導入方法の選択肢として、クラウド型の「EIRL Cloud」をリリースした。オンライン接続環境があれば、新たな機材の設置やシステム連携が不要となるだけでなく、それに伴う初期費用を抑えることで、より簡便にEIRL製品を利用できる。
本サービスは、2022年7月よりEIRL Cloud公式サイト上にて申し込み受付及びサービス利用を開始し、初回利用にあたっては14日間の無料トライアルを提供している。
【サービス開発の背景】
エルピクセルが提供するEIRLシリーズは、これまで約250以上の医療施設に導入され、解析件数は100万件を突破するなど1医師の画像診断を支援する「医療AI」として、日本各地の医療施設において社会実装が進んでいる。
EIRLは、健康診断等の繁忙期における読影量の過多、読影医のオーバーワークによる疲労、若手あるいは非熟練医による読影精度など、医療施設が抱える「見落としリスク」の低減に寄与する「医師のパートナー」として期待され、ダブルチェック・あるいはトリプルチェックとして、医師の読影診断を支援している。こうした導入によるメリットが期待される一方、クリニックなど小規模医療施設にとっては、EIRLを導入するための機器設置や外部システム連携、それに伴う初期導入費用は大きなハードルとなっていた。
しかし、エルピクセルは、在籍する医師が少ない小規模医療施設こそ、「読影にあたって相談する相手がいない」「コロナ禍で大学病院等からの医師派遣が難しくなった」等、EIRLによるサポートが求められていると考える。そこで、従来の「オンプレミス型」に加え、導入コストを低減した新たな選択肢として「クラウド型」の提供を開始した。
お問い合わせ先
エルピクセル株式会社 営業本部
TEL:03-6259-1713 Mail:eirl-cloud-enquiry@lpixel.net
URL:https://marketing.eirl.ai/cloud_suppor