日本アキュレイ(株)(社長:穂積重紀、本社東京都千代田区)は,放射線治療機器「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム」が公益財団法人 日本デザイン振興会 主催「2011年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞したことを発表した。尚、「2011年度グッドデザイン賞」の表彰式は11月9日(水)に開催された。
■受賞製品の概要
受賞対象製品: サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム
受賞のカテゴリー:医療機器に関する用品と設備
■審査員からの評価コメント
患者を寝台に固定せずに放射線治療機本体が治療中の腫瘍の動きを捕捉し、高精度を保つという従来の方法と異なるアプローチを実現した点、ターゲットの検出、動体追尾、照射口の位置補正などの様々な技術で、頭部・体幹部の部位ごとに異なる腫瘍の動きに対応するプログラムを開発した点、及び寝台やリニアックヘッド、床埋め込み型のフラットパネルなど患者側の視点から機能的でシンプルな造形としてまとめられた点が評価された。このような医療機器のアプローチ=人間的価値の実現であり、さらなる進展が望まれる。
今回の受賞について,同社 代表取締役社長,穂積重紀氏は次のように述べている。
「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステムは,がんの放射線治療にロボットと画像誘導技術を使ったユニークなデザインで,放射線を腫瘍に照射しながらも,その周囲の正常組織・重要臓器への照射は抑制できます。当社は,これまで患者さんごとに異なるニーズに合わせた治療を実現する医療技術の開発に注力してきました。今回はその機能とシンプルなデザインを評価されてグッドデザイン賞を頂くことができ,大変光栄です。」
■お問い合わせ
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神木 亮・荻原麻里
TEL:03-3486-7997
日本アキュレイ(株)
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