REGIUS Σ<卓上型CR装置>

2011.07.05
  

 

軽量、静か、省エネ・省スペースのクリニック向けCR

 REGIUS Σは、施設のIT化を目指すクリニックに最適なコンパクトかつ高性能なデジタルX線画像読取装置(CR)である。

 重量は28kgと従来品の1/10程度で、卓上に設置することができ、設置スペースの少ないクリニックでも、容易に設置が可能である。

 静音性に優れており、データの読み取り時以外での動作音は0dBであるため、診療行為の妨げにならない。

 また、同機は消費電力の削減も追求した。消去光源に光効率のよい高光度LEDの採用、カセッテの搬送経路を最短化しモーターの数を削減するなど省電力設計で、消費電力はアナログ自動現像機に比べ約1/10以下に削減することができる。さらに、電源起動からわずか30秒で立ち上がるため、不使用時に電源を切ることで、さらなる電力消費削減が可能となる。

 REGIUS Σと合わせて使用するワークステーションREGIUS Unitea‐iは、タッチパネル操作の大画面モニタを採用したマルチタッチ・ワークステーションである。PCが苦手な方でも使える操作性を重視したもので、画像の拡大・縮小も指先で操作が可能である。比較読影では、2つ並べた画像のどちらかを拡大すると一方も同じ部位を同様に拡大してくれる便利な機能や、計測機能も搭載。撮影の際は、従来のCRでは不可欠であった撮影部位情報の入力は不要で、画面上にあるCRボタンをタッチするだけで撮影の準備は完了する。撮影後も自動的に最適な画像処理を施し、画像表示され、更なる業務効率化が図れる。

  

REGIUS ΣとREGIUS Unitea‐i

タッチパネルでの入力

比較読影機能では、どちらかを拡大
すると一方も同じ部位を同様に拡大
してくれる

計測機能。2点間計測、心胸郭比計
測機能などに対応している。アノテ
ーション(注釈機能)もあり、直線
・矢印・文字などを簡単に書き込む
ことができる。