AZE

RSNA2011公式WEBサイトブースマップ South Building – Hall A : 6059

  • AZE, Ltd.ブースインフォメーション

    社長からひとこと

     RSNAでは、革新的な診断ビューア「Phoenix(フェニックス)」をご覧いただけます。Phoenixは「患者中心」というコンセプトの元に、同患者の異なるモダリティ、異なるメーカーの画像や、過去画像を一画面に表示できます。医師や技師の強力な診断支援ツールになること間違いありません。
     その他にも、従来の20倍の処理スピードを実現したFORMULAや、大規模な3D解析システムを構築できるネットワークシステムなど、数多くご覧いただけます。
     皆様のご来場を忍者と共にお待ちしております。

    診断・読影に特化した革新的ビューアAZE VirtualPlace Phoenix

     AZE VirtualPlace Phoenixは、異なるモダリティやメーカーの画像、過去画像をひとつにまとめ、簡単・正確な画像解析を実現する。患者中心(Patient Centric)というコンセプトに基づき、指定した患者データや関連する過去のデータを全てのサーバーから瞬時に探し出し、いつでも必要なデータを比較・解析・経過観察できるようになっている。ワークフロー型アプリケーションとなっており、予め設定されているワークフローが次のステップへ導いてくれる設計となっている。施設ごと、使用者ごとにカスタマイズでき、効率的な解析を実現する。AZE独自のハイブリッドレジストレーションで、病変の経時変化を描出可能にする革新的なビューアである。

    3D解析サーバの最高峰AZE VirtualPLace Premium Server

     クラスタリング技術・ミラーリング技術により、大規模な3D解析システムの構築を可能にするAZE VirtualPlace Premium Server。複数のネットワーク型ワークステーションを1つの大きなシステムとして運用し、病院全体での3D解析処理を可能にしている。クラスタリング技術によるユーザー管理を行ない、画像処理のパフォーマンスを損なうこと無く、3D画像解析を行なうことが可能である。またミラーリング技術により、データのバックアップを行い、傷害発生時の業務復旧までを最小限の時間とし、緊急時の対応にも万全の体制を整えている。リアルタイム4Dレンダリングを可能にする   FORMULAを標準搭載し、フラッグシップモデルとして幅広いネットワーク3D運用を実現する。

    使い易さを追求した冠動脈解析ソフトウェア

     全自動解析の精度が大幅に向上し、バックグラウンドでの解析が可能となった。解析中もMPR処理が可能なため、心筋の観察やSliding MIPによる読影などが可能となっている。画面レイアウトも読影及びレポーティング、画像保存など、目的に応じたレイアウトに改善された。CPRとVR、Sliding MIPなどとの連携の強化や、画像保存が1クリックとなったことで、日常ルーチンで行なわれる冠動脈解析のワークフローを改善する。

    South Building – Hall A : 6059

  • AZE―製品速報


RSNA2011製品情報

根本杏林堂製インジェクターとVirtualPlaceの連携機能(AZE社製ワークステーション)

造影条件や注入圧力等のプロトコール、および造影検査の履歴や副作用、患者の体重などの情報は、これまではインジェクター側で設定した後には自動的に消去されていた。今回、根本杏林堂との協力でVirtualPlaceと連携することで、根本杏林堂製インジェクターで行ったこれらの情報をWS側に一元管理し、患者の検査画像と共に保存できる機能が公開された(W.I.P)。

インジェクター側で設定されたプロトコールや患者情報は自動でVirtualPlace側に保管され、図のような詳細な一覧となって表示される。検査画像・シリーズと造影情報が紐付けられているため、再現性の高い検査の助けとなる。

3D PACS

PHOENIX(AZE社製3D PACS)

患者ごとの各種モダリティ画像を統合的に一元管理し、簡便な操作で診断が可能な3D PACSビューア。現行のVirtual Placeと完全に互換性を保持。2011年5月、MIT(マサチューセッツ工科大学)内に、研究・開発施設としてAZE of America Research & Development が開設され、世界中のオープンサイエンスの科学者との協力体制のもと、誕生した。

20TB(10TB+バックアップ10TB)のハードディスクを搭載し、常時バックアップを取っているため、障害発生時にもダウンタイムなしに業務に復帰でき、現場の医療を妨げることがない。最先端のクラスタリング技術でクライアント端末同時稼働数が倍増(8台以上同時に、5000枚以上のスライス画像表示といった高負荷稼働が可能)。波多伸彦氏(ハーバード大学)との共同研究による最新の処理アルゴリズムによりシンクライアント環境が実現しており、クライアントPCはWindows、MacOSどちらも使用可能。

Mac OS環境で動くPHOENIX
患者の過去画像との比較・フュージョン診断。ワンクリックで過去すべての各社モダリティ画像の位置合わせ、融合が可能。同社の優れたサブトラクション技術・非剛体レジストレーション技術によって、撮影時期が異なることによる体位のズレも補正しながらフュージョンを行うことで、例えば腫瘍径の変化などが明瞭に観察できるようになる。
左右で時系列の違う画像を比較している。上の列は元画像、下の列はそれをFusionしたもの。重ね合わせることで、腫瘍の形状の変化(どれだけ縮小したか)が明瞭にわかる。
「患者中心」のコンセプトに基づき、使いやすさを追求した患者リスト画面。従来の患者リストと異なる大きな特長は、サムネーイルにマウスオンすると過去の画像がスクロール表示される点。過去の画像と現在の画像を選び、比較・融合もドラッグ&ドロップ操作で簡単に行うことができる。施設やユーザごとのワークフローに合わせた画面レイアウトの個別設定も可能。

ソフトウェア

T1 Mappingアプリケーション(AZE社製ソフトウェア)

心臓MRIにおける心筋のT1マッピングによって、各心筋症の線維化といった性状変化を評価するアプリケーション。Dr. Joao A.C.Lima(ジョンズ・ホプキンス大学)との共同研究および評価を行っている(W.I.P)。
    
    
ボリュームを読み込んだ後の線維化のカラーマップはほぼ一瞬で表示される。評価したい部位(心筋)にROIを取り、線維化・バイアビリティの評価などの解析が可能。

ソフトウェア

Lung Nodule Auto Search:肺結節の自動検出機能(AZE社製ソフトウェア)

従来の肺解析ソフトウェアの新たな機能として、肺野の結節を自動検出する機能がRSNA2011で初公開となった(W.I.P)。

肺解析「Auto Search」タブからワンクリックで、孤立性結節性陰影(SPN)とすりガラス様陰影(GGO)を自動で検出し始める。

 
 
 
自動検出が終わると、結節がマークされて表示される。本機能は同社の独自開発によるもので、今後さらなる改良と共に臨床評価を目指している。

ソフトウェア

血管解析:動脈瘤の解析機能(AZE社製ソフトウェア)

動脈瘤の治療方法として、これまでは外科的な人工血管置換術が主流であったが、近年、ステントグラフト留置術の普及が進んでいる。
本アプリケーションは、動脈瘤径のフルオート計測が可能で、ステントグラフト留置術にともなう術前計画や術後のフォローアップのための機能をそろえている。4次元画像(動画)としての解析も可能で、動脈瘤破裂のリスクを観察する事ができる。
現在、国内の施設において評価中で、2012年春頃リリース予定。