日立メディコ
RSNA2011公式WEBサイトブースマップ South Building – Hall A : 5600
MRI装置
超音波装置
CT装置
X線装置
担当者からひとこと
株式会社日立メディコ
情報コミュニケーション本部
本部長 久芳 明
MRI
RSNA2011でヴェールを脱いだ新しい1.5T MRI。快適な検査空間、検査時間の短縮を実現し、高性能ハードウェア、高機能アプリケーションによって質の高い検査を提供する。
まず快適な検査空間として1番の特徴が楕円形のワイドボアである。高さ方向65cm、横方向74cmという世界初のボアサイズで、従来の円形では干渉しやすかった肩の干渉を防げる形状となっている。
楕円形になったことで高さ方向に短くなったわけではない。脊椎用コイルと天板の薄型化によって、高さ方向にも拡張している。従来天板の上に出ていた脊椎コイルが、このように天板とフラットになるように埋め込まれる形になっている。
また、被検者情報を確認できるモニタがボアの上についており、操作室と撮影室を行き来せずとも被検者情報を確認できるため、検査スループットの向上が期待できる。
その他、アプリケーションも充実しており、高い画質を実現する。国内薬事未承認。
X線
新しい一般撮影FPDシステム。X線高電圧発生器とFPDのコンソールを一体化したオールインワンコンソールで、操作の簡便化と省スペース化を実現する。
FPDはフルサイズとカセッテサイズの2つがあり、多様なニーズに対応可能。画像処理は最高機種のRadnext αのFPD専用画像処理エンジン「FAiCEα」を採用しており、あらゆる部位で安定した画像を得ることができる。
世界で初めて、ワンハンドで操作可能なX線管保持装置を実現。片手で2つのボタンを押すなどの操作も容易になっている。
また、支柱旋回電磁ロック機構で任意の旋回位置で固定できることや、自然な配置のスイッチで楽な姿勢で操作できることも特徴の一つである。さらに静音設計により、静かな検査空間を保つ。
超音波
日立アロカメディカルとして初めて出展するRSNA2011。超音波診断装置コーナーは3つの領域に分けて、製品を展示していた。
MSK & Superficial Imagingゾーン(整形、表在領域)ではHI VISION Preirus、HI VISION Avius、ProSound F75を展示。リアルタイムに画像診断できる超音波診断装置は近年整形領域でも活用が進んでおり、硬さを可視化するReal-time Tissue Elastography(以下:エラスト)は、腱を診る際などに活用されているという。
Radiology & Interventional RadiologyゾーンではHI VISION Ascendus、HI VISION Preirus、ProSound F75、ProSound α6を展示。有用なアプリケーションとして肝エラストやReal-time Virtual Sonography(以下:RVS)が紹介された。
CTやMRI画像と超音波の画像を合わせて位置を確認できるRVSは、RFAの穿刺の際などに活用されている。
Women’s HealthcareゾーンにはHI VISION Preirus、HI VISION Avius、ProSound F75、ProSound α7の4機種。アプリケーションとしてはBreast Imagingにおいて、エラスト画像をリアルタイムで見ることができる4Dエラストが紹介されていた。また、CMUTプローブのMappieによって、従来よりも細部まで描出が可能になっていることが紹介されていた。