コニカミノルタエムジー

RSNA2011公式WEBサイトブースマップ South Building – Hall A : 4033

X線

AeroDR(コニカミノルタエムジー社製X線)

RSNA2011、コニカミノルタエムジーは「Improving Patient Care」をテーマに、社会への貢献・患者へ貢献を実現する製品やサービスを展示。
RSNA2010でデビューしたAeroDRは、低被ばくながら高精細な画質を提供するワイヤレスFPD。従来のCRと比べて約50%の被ばく低減により被検者への貢献を実現。リチウムイオンキャパシタを使用した安全なバッテリーを内蔵しながら2.9kgと軽量で日々の撮影業務に使用しやすい。従来の14×17インチに加え、今回17×17インチも発表。より活用の範囲が広がる。

また、AeroSync Technologyの「X線自動検出機能」により、パネルがX線の照射を自動的に検出するため、X線発生装置とのケーブル接続を行う必要なく、回診車搭載のコンソールと合わせて使用することが可能となった。

さらに、参考出展としてAeroDRによる長尺撮影システムAero DR STITCHINGも展示された。オートスイッチングシステムにより、1枚のカセッテで長尺撮影を実現する。

その他

Informity(コニカミノルタエムジー社製クラウドサービス)

クリニック向けの情報提供、医療画像管理や施設間連携をサポートするクラウドサービス。

「連携BOX」では連携したいデータを保管・共有でき、連携メニューとして紹介患者情報の共有や読影依頼などが可能。DICOM画像のみならず、汎用画像、検体データ、レポート、文章などのデータも共有できる。「データバンクサービス」ではREGIUS Unitea、I-PACS EXのデータをリアルタイムで自動バックアップし、病院がトラブルで患者情報を復元できない時にもバックアップするサービスを提供していて、災害時に備えられる。「ポータルサイト」により、アンチウイルスソフトの提供やリモートメンテナンスサポート、医療行政ニュース配信などを実施し、クリニックにおける診療を全面的にバックアップしている。また厚労省のガイドラインに準拠したセキュリティの高いIPsec+IKE方式のオンデマンドVPNを使用した「セキュアインターネットサービス」により、レセプトのオンライン請求や施設外からインターネットをの使って施設情報へのアクセスなどを、安全に実施すことが可能。

この度、新しくiPadから患者情報を閲覧できるサービスを展示。現在W.I.Pだが、今後日本や欧米でサービス開始を予定しており、さらに利用者の利便性が高くなる。

X線

REGIUS Σ(コニカミノルタエムジー社製X線)

RSNA2010ではW.I.Pとして展示されていたコンパクトな卓上型CR装置。現在日本でも米国でも販売され、好評を博している。

本体重量は28kgと軽量かつコンパクトで設置場所の選択が広がり、省スペース化を目指すクリニックに最適な設計。100VAの低消費電力で従来のCR機と比べ電気代は約半分以下で、不使用時は電源を切ることでさらに電気代を節約。電源を切っても、起動時間は30秒と早い。CO2の排出量も削減、環境にやさしい設計が同社の目指す社会貢献を実現している。

低音設計で待機時の音はゼロ、起動していても音が気にならない。処理能力は48枚/時で、コンパクトながら優れた処理能力を持つ。撮影カセッテは半切サイズから六切サイズ、15×30cmサイズに幅広く対応。コンパクトでエコロジー、かつ経済的で処理能力も高いCR装置である。

CRコンソール機能とビューワ、ファイリング機能一体のREGIUS Uniteaコンソールで、画像の表示や管理も容易となる。