27日8:30から、Arie Crown TheaterにてRSNA2011 Opening Sessionが行われた。
President’s Addressでは大会長Burton P. Drayer, MDが「How We Changed the Face of Healthcare」と題して講演した。
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Burton氏
Burton氏はまず、医療の課題として経済的な面や放射線被ばく量の削減、研究リーダーとしての放射線科の役割などを挙げ、画像診断の爆発的な成長や人口の高齢化など様々な要因を述べた。
同氏は「放射線科医は、医療機器のより良い活用と効率化に関する責任者であり、さらなる医療機器の技術革新における第一人者である。適正な診断に対する見識と判断力を持ち、被ばく量管理のエキスパートでもある。スクリーニング診断の際にはプライマリケア医の役割を果たし、IVRにおいては外科医の役割を果たす」と語り、放射線医学の進歩こそが医療の進歩であることを強調した。最後に、放射線科における未来の7つの「A」として、図のようなキーワードを挙げ、10年後の放射線科では、これまでに挙げた研究レベルでの診断・治療の技術が当然のものとして実用化されているであろうことを説いた。
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【講演の動画】