RSNA2011でヴェールを脱いだ新しい1.5T MRI。快適な検査空間、検査時間の短縮を実現し、高性能ハードウェア、高機能アプリケーションによって質の高い検査を提供する。
まず快適な検査空間として1番の特徴が楕円形のワイドボアである。高さ方向65cm、横方向74cmという世界初のボアサイズで、従来の円形では干渉しやすかった肩の干渉を防げる形状となっている。
楕円形になったことで高さ方向に短くなったわけではない。脊椎用コイルと天板の薄型化によって、高さ方向にも拡張している。従来天板の上に出ていた脊椎コイルが、このように天板とフラットになるように埋め込まれる形になっている。
また、被検者情報を確認できるモニタがボアの上についており、操作室と撮影室を行き来せずとも被検者情報を確認できるため、検査スループットの向上が期待できる。
その他、アプリケーションも充実しており、高い画質を実現する。国内薬事未承認。