MRIではVantage Titan 3Tと、New Vantage Titan 1.5T(W.I.P)が展示されている。
Vantage Titan 3Tは米国に先駆け日本で販売され、現在国内で8施設で稼働中であり、来春頃までにさらに10施設程度導入の予定があるという。米国でも2011年9月にFDAを取得し現在1号機が稼働中、欧州でも1号機据付中である。
ハード面での特長は71cmのワイドなボア。Multi-phase Transmissionの搭載によって、腹部も安定して高画質を得ることができる。また、従来3Tでは難しいと言われていた乳腺領域でも、Multi-phase Transmissionと脂肪抑制技術を組み合わせることで高分解能撮像が可能となった。
従来のデザインを変更した新しいVantage Titan 1.5T(W.I.P)は、デザインが好評な同シリーズのデザインをさらに一新。患者情報の自動読み込みや自動位置決め機能などを製品化に向けて進めており、ワークフローの改善、画像処理の短縮を目指している。海外で多い小児の撮像に対応できるよう、フレキシブルコイルも開発中であるとのこと。