TAVI(Transcatheter aortic valve implantation:経カテーテル的大動脈弁置換術)の術前プランニングから術後のフォローアップまでの用途に合わせたアプリケーションソフト。順行法は鎖骨下動脈、逆行法は大腿動脈、経心尖部法は心尖部と、アプローチする部位にあわせた、手術計画を助ける計測機能をそろえている。米国では2012年上半期にリリース予定。
経心尖部法の場合であれば、カテーテルを刺入する位置と心尖部の距離や、心筋の厚み、心臓到達後に弁にアプローチするための角度などを簡便に表示できる。再現性の高い、使いやすいアプリケーションとなっている。
弁の動きもPhyZiodynamicsの技術によって滑らかな動態で表示することが可能。
置換する位置にROIを設定し動画再生すると、心臓の拍動に合わせて、ROIおよび弁の直径と面積のグラフが連動して表示されるため、弁の動きを観察しながら手術のイメージをつかむことが可能。また、弁置換術後のトラブルを早期に見つけるためのフォローアップにも役立つ。