読影医が便利に読影できることを目指し、読影医の要望をもとに日本で開発したビューワ。ユーザフレンドリーな仕様でカスタマイズも好みに応じてできる。
例えばメニューボタンを画面の上部のみでなく、1つ1つの画像マスの中の上部と左側に表示できる。これにより、いちいちマウスをモニタ画面の上部まで移動させることなく、小さな動きで必要な処理を行うことが可能である。
また、画面の分割も直感的に行うことができる。表示されたマス目を選択して色付けした範囲と同じように画面が分割され表示される。
自動グルーピングやグループ解除、同シリーズ画面での位置ずれも簡単に修正できる。さらに、読影の途中で緊急読影などが入り読影していた画面を閉じなければならない場合にはスナップショット機能で、読影途中の画面をそのまま保存することができ、読影の再開が容易となる。
このように様々なきめ細かい機能によって、読影医の“読影を止めない”ビューワを実現している。
日本で11月にリリースされたSYNAPSE VINCENT Ver.3.0も展示されている。非合体の位置合わせ機能やImage Inteligence技術を搭載した呼吸器領域の画像解析表示など、さらに進化した3D解析で診断能向上をサポートする。