医療情報システム
また、注目の新機能として「My Vue」機能が展示されていた。同機能は、患者情報のオンライン化を果たすもの。これまでCDなどの可搬媒体にて受け渡ししていた患者情報を、オンライン上にて行えるのが特徴だ。CDを取り込んだり作成する手間・コストを大幅に削減してくれる。また、患者自身がデータのアクセス制限を設定できるため、個人情報の取り扱いに対する不安感を解消してくれる。
アメリカではすでにリリース済。その反響次第で、日本国内でのサービス展開が予定されるという。
X線
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ケアストリームヘルス株式会社企業情報
●基本情報
○ケアストリームヘルスHP
http://www.carestream.jp(日本語ページ)
http://www.carestream.com(英語ページ)
○ブース:South Building, Hall A # 2636
●「この製品は見逃せない!!RSNA2012」
X線診断装置搭載型回診車「DRX-Revolution Mobile X-ray System (DRXモバイルタイプ)」
ケアストリームヘルスは、昨年のRSNAで製品発表し、世界中のお客様から高い評価を得ているDRX-Revolution Mobile X-ray Systemを出展する。従来型装置とは異なりX線管球および支持アームを完全に折り畳み可能なため、視認性が高く移動時の安全性が向上している。また、Grid Alignmentシステムにより、適切なポジショニングとそれに要する時間の削減も可能である。RSNA2012では、DRX2530(WIP)により、小児や整形領域での更なる利便性を提案する。
医用データクラウドサービス「Vue Cloud-Based Services (ビュー・クラウドサービス)」
日本国内をはじめ全世界で提供しているVueクラウドサービスに、”MyVue Patient Portal“が新たに加わる。これは患者様中心のサービスであり、セキュアな環境下でポータルサイトから自身の検査結果(画像・所見など)を閲覧可能とし、必要に応じてセカンドオピニオンに対し共有設定(全てもしくは特定のデータ)を可能としている。施設側では紹介用CD作成もしくは他院からのCD取り込み時に必要なハンドリングコストが削減可能であり、複数施設で同一データが存在する無駄を省くことに役立つ。
●ブース情報
ケアストリームヘルスは、“Take The Smarter Way Forward”をコンセプトに、「より快適で」、「より適切な方法で」、デジタル化の実現と将来展望をお客様に提案する。患者様ケア向上を前提としたDRソリューションをはじめ、放射線部門領域を超えたデータのクラウド化ソリューションやデータの共有活用、さらにはマンモグラフィや歯科分野におけるデジタル化ソリューションなど見どころ満載。学会期間中は、DR撮影における被ばく線量低減や、PACSアプリケーションに搭載予定の腫瘍計測管理ツールの評価に関する研究発表もある。