イリモトメディカルブログ「CandRofA Press」更新!肺がん検診、Tomosynthesisを有効利用するためには

RSNA2012 Report:RSNAからの宅急便
2012.12.01

 Hologic, 3D Breast TomosynthesisのHands onに参加してきた。
 
 火曜日午前中にHologic(以下H社)のBoothを訪問し、Hologic Japanの楠本さん、日立の田上さんからHologicの3D Breast Tomosynthesisについて説明を受けた。日本にはすでに12基ほどが導入されているそうで、education exhibitsでは静岡がんセンターからThe Emerging Role of Breast Tomosynthesisの報告もなされている。
 
 本法は管球とフィルムを振って目的の深さの部分のみの断層像を得る古典的なTomographyの手法をデジタル化したもので、近年乳がん診断の場に急速に普及している。基本的には通常のマンモグラフィ(2D)と断層画像(3D)の両方を撮影して診断に用いるが、断層画像のデータセットから擬似的に2Dを作成して、3Dのみの撮影ですませる”C-view”も開発され、FDAの認可待ちの状態だそうである。
 
ブースで基本的な知識を得たのち、H社のHands on work shop、3D Breast Tomosynthesis for Breast Cancer Screening and Diagnosisに参加した。
 
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