シングルソースCTでもDual Energy撮影を実現し、より臨床的価値を高める、というコンセプトで発表された”Twin beam Dual Energy”ソリューション。これは従来のX線管球に特殊なフィルターを付け、異なる管電圧のX線を発生させることで、位置ずれのないDual Energy検査を実現するもの。
従来のX線管球STRATON Tubeから2種類のビームが出力されている様子を示すモデル
SOMATOM Definition Edge
Dual Energy検査の強みとして、広範囲の下肢血管の描出と骨外しを高精度で実現。
この他、iMARと呼ばれる金属アーチファクト低減アプリケーションが新たに登場した。プリセットで設定されている部位を選んでいくだけで、部位ごとに最適化されたアーチファクト低減処理が行われる。