鯨井隆介先生(東葛病院)より現地レポートを頂きました!
【RSNA2014 On-Site Report!】
東葛病院
鯨井隆介
昨日は時折雪が散らつくシカゴらしい極寒のRSNAでした。
RSNAが開催されていますマコーミックプレイスには、参加者が宿泊しているホテルよりシャトルバスにて行くことができます。この道中はシカゴの街並みを遠目に眺めることができます。勿論、マコーミックプレイスからも見ることができますが、私はシャトルバスからの眺めが意外と好きです。
話は変わりまして、メーカのブースをいくつか回ってきましたので報告させて頂きます。
本日の報告はGEとシーメンスです。
GEはRevolutionCTとRevolutionGSIの実機が展示されていました。ここで紹介されていた技術の一つですが、一連の撮影の中AxialScanからHelicalScan・HelicalScanからAxialScanへとタイムラグがなく変化する撮影がありました。実際の画像を拝見させて頂きましたが繋ぎ目も全然わからず、この技術を用いる事でまた、新たな撮影テクニックが生まれるのではと感じました。
シーメンスは新しい1管球によるDualEnergy、ツインビームを紹介していました。こちらの技術は1つのX線管球から出力されたX線をFilterによって高エネルギーと低エネルギーを作り、これより位置ズレのないDualEnergyを得るというものでした。
各社から様々な情報が発信されるRSNA。このあとも引き続き色々な情報を集めたいと思います。